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お尻の下の仲間とともに〜マインドフルネス瞑想〜

こんにちは。マインドフルネスヨガ講師 清水裕貴です。

道具がいらない。

これは瞑想のいいところでもあり、わかりにくくなってしまう点でもあると思っています。

それでも道具やアイテムはうまく使うと、瞑想をしているという実感が湧きやすいし、習慣として続けやすくなるのでうまく利用したいと思います。。

ちなみに、個人的に最も気に入っている瞑想の道具は、座布(ざふ)です。

座布というのは、床に座るときにお尻の下に敷くクッションのことです。

床に座っていると、だんだんと骨盤が後ろに傾いていく経験はないでしょうか。よい姿勢は瞑想の大切なポイントですが、姿勢のことばかり考えていても、頑張って座っているだけで疲れるばかりです。

座布は、そんないい姿勢で座ることをサポートしてくれます。お尻の真下よりも少し後ろ側に敷苦ことで、骨盤が後ろに傾くのを予防し、同じ姿勢を安定して保ち安くなります。そして、骨盤や腰が安定することで体も心もどっしりと落ち着いて座れます。

2年くらい前にお寺の坐禅会に参加したのがきっかけでした。
その坐禅会では、一人一人の前にドッジボールより少し小さいお饅頭のような形のクッションが用意されていました。それが実際に初めてみた座布でした。坐禅の作法として座る前に、座布を両手で持って、トントンと床に押し付けながら座りやすい形に整えてから、お尻の下に敷いて座りました。
その時の座り心地や安定感に感動して、以前から買おうか迷っていた座布をすぐに購入しました。

それまでも、お尻の下にはブランケットを折りたたんで敷いたり、クッションを使ったりして座る姿勢の工夫はしていたのですが、やっぱり座布の方が圧倒的に安定していると感じました。

毎朝の瞑想はトントンと優しく座布の形を整えるところから始めます。ちょうど一緒に瞑想をする仲間と息を合わせるような感じで。

いつも使っているyogaworksさんのヨガザフ


道具がいらないことが瞑想のいいところでもありますが、道具やアイテムと一緒に座るという感覚を持つとまた楽しくなると思いますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もよい一日を。

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