カッコいい方を選んでみる
こんにちは。マインドフルネスコーチ 清水裕貴です。
『一人を慎む』
奈良県吉野の大峯山で千日回峰行という荒業を満行された塩沼亮潤大阿闍梨という方が師匠からいただいた言葉で、僕が好きな言葉です。
一人の時にこそ、自分を慎み律して振る舞うという意味だそうで、誰かが見ていても、誰も見ていなくても同じように振る舞うということです。
少し身近な言葉で表すなら、「人目を気にしない」という言葉が近いのかもしれません。
ただ、「人目を気にしない」は、誰かが見ていても全く気にしないよ。という意味で普段使われるように思います。
例えば、パジャマでコンビニに出かけるのは人目が気になる。という感じで。
もし本当に「人目を気にしない」のであれば、誰も見ていなくてもいつも同じであるという意味にも捉えられますよね。
人前で姿勢よく座っているなら、一人の時も姿勢よく座ってみる。とか。
人前で笑顔でいることが多いなら、一人の時も笑顔をいる。とか。
人前で鼻をほじらないなら、一人の時も鼻をほじらない。とか。
自分を自分で律する言葉とも受けとれます。
『一人を慎む』
とは言っても、意識していないとだら〜っとしまいますし、常に緊張しっぱなしだと疲れてしまいます。
なので、なんかいい方法はないかなと思っていて、最近意識していることがあります。
それが、
常に自分がカッコいいと感じるように振る舞ってみる。
ということです。
誰かが見ていても、誰も見ていなくても自分がカッコいいと感じるように振る舞ってみる。
すると、だら〜っとソファーで休んでいてもちょっと姿勢を整えてみたりするきっかけになって、適度な緊張感で心も身体も心地いいなあと思うんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もよい一日を。
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