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ヨガに学ぶ”欲”との付き合い方〜禁欲ってどういうこと?

こんにちは。清水裕貴です。


マインドフルネスや瞑想をしていると
ごくたまに”欲”がなくなるように思われることがあるのですが、
それは全くの誤解だと思います。


”欲”がなくなるというよりは、
マインドフルネスや瞑想をすることで
少しずつ、欲をコントロールできるようになってきた
と感じてはいます。


例えば、
食べたい衝動を受け流すことができるとか
SNSの”いいね”があまり気にならなくなったり
のように。


この記事では、
ヨガに学ぶ”欲”との付き合い方
を書いてみます。


”欲”ってなくさなくていいんだなと思ってもらえたり、
欲を行動のエネルギー源にしよう!と感じてもらえたら嬉しいです。


欲はなくならない


欲はなくすよりもコントロールするといい
ということです。


ヨガには、すべきではない5つのことの一つに
禁欲(ブラフマチャリア)という教えがあります。

性欲や食欲、物欲、睡眠欲といろんな欲がありますが、悟りのためには、このような欲を手放すというイメージがあるかもしれません。

だけど、実際の生活で欲を無くすのは不可能ですよね。

『Yogaではじめる瞑想入門(綿本彰著)』の中で、欲とはエネルギーのことと解説されています。

◯◯したいという欲はエネルギーです。
生きたいというのもエネルギーなので、欲を否定しては、生きていくこともできないんですよね。

そして、欲がエネルギーだとすると、禁欲はエネルギーの無駄遣いしないこととも解説されています。


僕は禁欲(ブラフマチャリア)と聞くと、
息苦しい感じがしていたんですが、
この禁欲=エネルギーの無駄遣いという捉え方を知ってから、
とても気が楽になったのを覚えています。


さらに、エネルギーの無駄遣いを意識していると、
目標に向けて必要なエネルギーをうまく使るようになったようにも感じています。

だから、
欲はなくすよりも、エネルギーとして使い方をコントロールすることを意識するといいかなと思います。


結局、欲も使い方次第


そう考えると、欲って必要なものだし、
欲深いってことは、ある意味エネルギーがたくさんあるってことですよね。


あとは、使い道次第です。


今、自分の中の欲が、自分の進む道に役立てているか
それとも無駄遣いになっているかをチェックしてみるといいんじゃないでしょうか。


今日もマインドフルネスな1日を。

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