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神の声を聞く

神の声

仕事の現場には神が居ます。例えばどんなに工夫を凝らし思考を重ねてもうまく行かず、壁にぶち当たって万策尽きたと思える時があります。しかしもうダメだと思った時が実は始まりで、そういう時は一旦冷静な気持ちに戻って、もう一度今いる場所から周囲を観察してみる事です。仕事全体を飛んでる鳥の目線で俯瞰してみます。

製造現場なら製品や機械、あるいは工程に至るまで、全ての要素を一つ一つ洗い直し、素直で謙虚な目で隅々まで見直してみる事が大切です。営業現場の場合は地理的条件や人間関係、金額・納期、取引条件等について俯瞰して神の声を聞くつもりで解決方法を見付けねばなりません。

これは物理的な再点検を行うとか初心に還るという事でもありますが、実はそれ以上のものです。言ってみれば製品や現場に対して、改めて目を向けて身を寄せて心を添わせ、耳を傾ける行為です。すると現場や製品から神の声が聞こえてきます。

神の声を聞いてみよう

お金と儲け話はお金のある人に集まる

正確に言うと『お金があると思える人に集まる』のです。『ボロは着てても心は錦』で通用するのは『あの人はお金持ちだ』と知られている場合だけで我々の様な一介の市井人がボロを着ていたのではお金も儲け話もやってくるわけがありません。お金は信用にリンクしています。

この心理を熟知しているからヤクザはベンツに乗って高級クラブに出入りします。羽振りの良さをアピールする事で儲け話が飛び込んでくるのを待っているのです。もちろん幹部クラスになると実際に羽振りのいい人もいますが、ベンツに乗りながらガソリン代にも事欠くヤクザが多いのも事実です。

またヨレヨレのスーツと英国調の高級仕立てのスーツとでは、どちらが有能なビジネスマンに見えるでしょう。ワイシャツ、ネクタイ、靴も同じです。服装は仕事を呼び込む小道具です。安ければいいと考えるのは間違いです。ただしあまり過ぎたオシャレは逆効果です。

誰の目にも高級に映るスーツはビジネスには違和感があります。オシャレは他人より2割増しくらいがいいようです。

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