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原点に立つ

コロナ禍が明けて外出や会食が自由に出来るようになりました。コロナ蔓延の前に半年間入院していた事もあり、体力が回復してきた事を感じて先月4年ぶりに東京に行ってきました。また昨年暮れから同窓会や同期会のお誘いがたくさんあって、自分の原点について思い返す機会が多くなりました。

2年前に失効していたパスポートを先週新しく取り直しました。海外にも思い出のある気に入った場所がいくつかあります。次は海外に原点探しに行こうと思っています。

人生の原点

原点とは居心地がよく安心できる場所の事です。そこにいると愛と信頼に満たされ、素顔の自分に戻る事ができます。自分を強く感じてリラックスできます。今私が生活して生活している家は自分が生まれ育った所で、原点中の原点です。

貴方の原点はもしかしたら生まれ育った土地かも知れません。子供の頃の気持ちを思い出させてくれる場所かもしれません。あなたの原点は場所ではなく人かもしれません。人生がシンプルであった頃を思い出させてくれる長年の親友かもしれません。

慌ただしい毎日を送っていると、日々の忙しさに目が眩んで自分がどこに向かっているのか忘れてしまいがちです。私も人生で何をしたいのか何を目指しているのかを見失ってしまう事がありました。そんな時、原点に還れば自分の夢や計画の全てを思い出す事ができます。そこは自分が道に迷う前に居た場所だからです。

人は誰でも完全に自分自身になれる場所が必要です。そこに居れば自分を説明する必要はありません。見栄を張る事や背伸びする必要もありません。それが原点に戻る喜びです。

原点は自分が生まれ育った場所である必要はありません。自分の過去から見つめる事が出来なければ今から作ってもいい。自分が安心でき本当に大切なものを思い出す事ができる場所をさがしましょう。

原点にたどり着いたら『なぜもっと前にここに来なかったのだろう?』『なぜこんなに長い間、離れていたのだろう?』と不思議な気持ちになるはずです。その感覚がそ原点を見つけた証拠です。

明るく振舞う

愛する人たちの前で明るく振舞うようにしましょう。文句は言わない。ぼやかない。ネガティブな言葉は一切出さない。海外に行った時にはその国のいい所を褒めるようにしています。そうする事で自分の周囲でいい事が起こるようになります。

『調子はどう?』と声を掛けられたら『まあまあだよ』等と控えめに応える事はやめましょう。そしてこれからは『絶好調だ』『最高だよ』と応えましょう。どんなにひどい一日でも関係ありません。嘘でもいいから『最高だよ』と応えると自分の気持ちは上向きになります。

そしてポジティブな言葉が口から続けて出てきます。逆に『ダメだね』と応えるとそこから先はネガティブな事ばかり考えてしまいます。

誰にとっても人生は厳しい。誰かがその重荷を軽くしなければなりません。気分を盛り上げて陰気な空気を一掃しなければなりません。あなたがその役割を担うのです。『私が?なぜ私がそんな面倒な役割を引き受けなければならないの?』

それは『あなたにはそれが出来るから』です。そんな大それた事を考えず、さりげなく実行しましょう。ただ気持ちを変え、態度を変えるだけでです。

難しい局面を切り抜けるのが上手な人は例外なく明るくて陽気な性格です。彼らは身近な人の気持ちを第一に考えます。自分の問題よりも身近な人の苦しみに心を砕きます。だから当然の流れとして相手を気遣う前向きな言葉が出てきます。

ポジティブな振舞と発言のお陰で、周囲の人にも活力と情熱が漲っていきます。これが物事をいい方向に導きます。一隅を照らす事にもなります。

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