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接客日記 DAY14☺

こんばんは。
今日の接客は、購入に繋がらなかったお話です。

服屋さんへ行くのは、服を買うためだけではない。
下見だったり、ウィンドウショッピングだったり、スタッフとお話したり、
本当にいろいろあります。

自分のお店に来てくださるのは、当たり前じゃないことを忘れないようにすることが私が大切にしてる想いの一つです。
なので、どんなお客様にも感謝して、しっかり退店されるときは「ありがとうございました。」と伝えるのと丁寧にお辞儀する。
たとえ、ご試着して購入に至らなくても、出口までお見送りする。
ほかのスタッフが購入に繋がったお客様をお見送りするときにも、
担当したスタッフと同じように丁寧にお辞儀をする。そうすることで、お店の雰囲気、ブランドの雰囲気が良くなる。


今日は、なにか欲しいけどなにがほしいか分からないお客様とお話をしました。
自店のブランドの洋服はお持ちで、最近買い物してないし、気温の差が激しいので、何を着たら正解なのか。
ファーストアプローチは、いつものように「生地が柔らかいので着心地がいいですよ」「色がはっきりしているので、顔周りが明るく見えますよ」などアプローチする。セカンドアプローチで、「今日は、雨が降っていて気温が低いですよね。今日、少し寒くないですか。」とアプローチ。
すると、お客様も答えてくださり天気の話や最近の洋服事情などを聞くことができました。
なので、そのままオススメの商品を2,3点提案しました。
普段、どんなボトムスを穿くか、色はどんな色が多いか、など。
でも、お客様の中でしっくりくるものがなくて最終的には「ありがとう。また来るね。」と仰り退店されました。

。。。こういうことは良くあります。
でも、ここでしっかり【お客様とお話ができたこと】【商品を紹介できたこと】【ファーストアプローチだけで終わらせなかったこと】【ブランドの魅力を伝えれたこと】が大きいなと思いました。

アパレル販売員をしていると、ファーストアプローチでガン無視だったり、
接客に慣れていないお客様は少し冷たかったり、接客されたくないお客様もいらっしゃいます。
それをファーストアプローチで見極めるのは難しいというか、見極めてはだめだと思います。
ファーストアプローチの先入観で、ダメと思い込んだお客様へ別のスタッフが付くと笑い声あふれる接客が生まれることがあります。

その時は、お客様との相性だったりタイミングだったりします。
正解はないのです。正解はないですが、お客様と打ち解ける技術があれば、
ファーストアプローチで、少し冷たいお客様でもスタッフの勘違いや思い込みで本当は柔らかい方だと気付くこともあります。

なので、この仕事は難しいですし、何年経っても【無視】【少し控えめな態度】の方に出会うと一瞬、引っ込んでしまうときもあります。
でも、やっぱりお店に足を運んで、たくさんあるお店の中から選んできてくださった、寄ってくださったのだから少しでも笑顔になって素敵な時間を作りたいと思うんです。

なので、明日からもaoisoraは腕を磨きながらアプローチし続けます。

ここまで、今日の日記を読んでくださりありがとうございました。
そんなあなたへ、明日もしくは今日小さな幸せが訪れますように。。。

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