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グリーンランドのイヌイットの街

〜2017年 北極圏の思い出より〜

グリーンランドでは
2つの街を訪れました。

まずは、
グリーンランドで
2番目に大きな街シシミウト。
北緯66度59分です。

首都ヌークから300キロ北で
人口は、5500人。
住人のほとんどがイヌイットです。

この街には、大型船も接岸できる港があり
母船を直接接岸して上陸するという
スタイルがとれました。

漁業が主力の産業で、
日本にも沢山
エビを輸出しています。

地元の女性が、
街を案内してくれました。
街のサイズは小さくて
徒歩一時間くらいで主要な場所は
回れるサイズです。

家は、北欧風にカラフルに
外壁を塗っていました。
昔は、色に意味があったそうです。
黄色が病院で黒が警察署などです。
でも現在では、それぞれが好きな色を
使っているそうです。

そして、この街に上陸して
なによりもビックリしたのは
その蚊の多さです。

「北極圏で蚊?」

と思いますよね。
しかし、実際にジャングル並みに
蚊が襲ってきたのです。

日本よりもサイズが一回り大きくて
動作が鈍いのが特長です。
気温が10度以上になると
活発に動ける蚊です。

日本から持っていった防虫スプレーも
あまり効果がなくて
一番確実だったのは
モスキートネット(アミ)を
頭からかぶることでした。

北極圏の蚊は、
積極的に身体を刺しにくるというよりも
顔の周りを飛び回るので
吸い込んでしまうのです。
そのため、モスキートネットが
効果的だったのです。

こうして、蚊に悩まされながらも
美しい街を散策できました。

途中に魚屋さんがありました。
中に入ってみると、
そこで売られてたのは様々な魚に混じって
イルカの切り身や尾びれです。

北極圏では、植物・発酵食品が生産しずらく
栄養が不足しがちです。
アザラシの肉やクジラ・イルカの肉は
重要なミネラル源になるのです。

また、民芸品をつくる
アトリエが幾つかありました。
そこでは、人々が思い思いの作品を
クジラの骨などで
創っていたのです。

シシミウトは、
漁業と観光(アート)の街だったのです。


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