私の芸術運動118take it easy

私はうだつの上がらぬ画家をしているのですが

最近つくづく思う事があります

それは自分が何を欲しているのか?という事です

ああっ、これこそ!!と思うものを私は描きたいし、実際今持てる限りで描いています

しかし、まだまだ、もっともっと良いものが私には描けると思っています

今に全神経を注いでも、一生分の最高傑作が描けるわけじゃ無いと私は知っています、しかし気持ち的には今の私の最高傑作を描くんだという意気込みで描きます

その繰り返しが大切だと思うのです

出会い、タイミング、運、情熱、興味、これまでの人生、行い、言動、心理状態。

これ以外の自分ではどうやってもコントロールできない事は私の芸術にとっては後付けの結果にしかならないです、例えば時代背景などです。

そういう事柄を抜きにすれば私は画家として描き続けるという事が一番重要な事であるとおもえます。

うだつの上がらない画家というのは、売れない、世間的に話題にならないという意味で書いていますが、私が画家である事には変わりありません、それは、本当に、素晴らしい事だと私は思います。

売れないから辞める

これは自然な事です、金にならないなら描く価値が無いと判断したのでしょう。

いろんな事情があるでしょうが、それも含めて人生です、その選択は間違いないと思います。

売れないから芸人を辞める

再生回数の伸びないからYouTuberを辞める

それで良いと思います、自分が今何を大切に生きているのかでその判断は変わるでしょう

私も昔美容師を辞めた経緯があります

画家になるわ!と周りに話した時、国家資格が勿体ないとよく言われました、しかし辞めたいから辞めたというだけでその判断は間違っていなかったと私は思います

画家になろうと舵を切って良かったと心から思っています、むしろ美容師時代も楽しかったのです、今となってはいい思い出となっています。

しかし結果としては画家としては社会的に失敗です。笑

だけど、これがいいのです

食べていける美容師より食えない画家の方が好きなのです。

そういうふうに自分で判断して生きてきたから私は思うのですが、もっと気楽に行こうよって。

肩の力抜いて生きよう

あなたはそれで良い

今はそれで良い

これから先はまだ決まってませんから

良くも悪くもこれからが全て

私だって絵をやめる時が来るかもしれません

そうなったならそれはその時の自分の判断なのだから信頼して身を任せます

思っている以上にみんな肩に力が入っています

ポンと肩に手を置いて大丈夫!気楽に行こう!ってみんなが言える世界になれば良い

ふざけんなと怒る人もいるでしょうが、そういう人の肩にも手を置いて、気楽に行こうよ!って!

ふざけんなと怒る人が、怒る事を一旦抑えて、深呼吸してから話せるような世界にしたい

自分の頭の中の世界と心の中の世界はまた違うでしょう、確かに頭の中には大切な事が詰まっていますが、心にはもっと大切な物があります、生きていくというのは二つの世界のバランスです

芸術には、ポンと肩に手を置いて、大丈夫、気楽に行こう、という力があります。

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