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雑記:日曜の朝


おじさんになったら筋トレをすべきだな。
そう思ったのは、ジャッカスの最新版の映画を見たからだ。
あのジョニーノックスビルが白髪になっていたし、スティーボもちゃんとおじさんになっていた。
みんなめっちゃ老けてた。

そりゃそうだ。老けるのだ。
老けるというか、筋トレで反発しないと、人の身体は萎んでいく。

男との友達でも美容に気を使うやつも多く出てきた。
美容整形をやろうとしている奴もいる。

おれも抜け毛予防の薬は定期的に飲んでいる。
生活サイクル的に、少なくとも週に3日は、一日12時間の断食を継続できている。酒は飲むし好きなものは食べるのだが、それが免罪符になって、反省や、それ以上のプラスアルファの健康促進は考えていない。
なんか夜20時以降に酒を飲むと、それを翌日に引っ張るのが当然になってきた。翌朝、寝起きがとてもとても悪い。せん妄状態とは言わないまでも、なんていうか精神の安定がおびやかされる感じがするのだ。
これはもう経年による人体の変化として捉えるしかなく、ほぼ無意識下で行われている作用なので、自分にはどうすることもできない。きっと本来は、タバコも酒も飲めない体になっているのだと思う。まぁ飲むけど、昼間に少々、みたいな飲み方に切り替えるべきなのだ。

表面的であろうとも、美容や根本的な健康が自分の期待値を超えていないと、人はやる気にならないと思う。
チャンスがあっても、飛び付けない。
自信がなくなる。

おれは今、確実に人生の過渡期にある。
経済的にも、健康的にも、社会的にも、そう自覚している。
明らかに前とは違うし、それをちゃんとoverwhelmingするために日々の労力を全て使っている。

好きな映画の一つに「カリートの道」というアルパチーノの映画がある。
ゴッドファーザーの監督であるブライアンデパルマとアルパチーノが、ゴッドファーザー以後に初めて組んで作った作品で、すごく好きな映画なのだ。

ストーリーは至ってシンプルで、アルパチーノ扮するカリートブリガンテは、麻薬王として当時街に君臨していたが、刑務所から出てきて、好きな女のためにカタギな商売(といってもクラブ経営なんだが)をしようとしていた。それで貯めた金で、女と、女の腹にできた子供と一緒に南の島に逃げようとする。

だけど、問題を起こすべきではないと頭ではわかっているカリートだが、昔の麻薬王としての評判を聞きつけたクズたちが集まってくる。ショーンペン演じる悪徳弁護士や、カリートに取り入ろうとする半グレみたいなアホどもだ。

最終的には、カリートはその半グレに殺される。
あとすこし。電車に乗る寸前で。
駅のホームで腹を打たれる。

エンディングで、女と子供は、南の島で、踊っている。

まるで自分の映画のように思える。
ほんとうにいい映画だ。

それの亜種として、ライアンゴズリングのプレイスビヨンドなんとかなんとかって映画があるんだけど、まぁあれもおれは好きだ。ちょっと長すぎて、主人公が前半と後半で違うのがちょっとやりすぎっていうか、タイトじゃないなと思うけど。

今日カリートの道観よう。

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