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スザニの刺し方(ステッチ)〜ボスマ(1)動画

スザニに見られる二大ステッチといえば、やはり、ボスマとユルマです。今回はボスマのことを。

ボスマとは

ボスマは刺繍のステッチ集などでは、ブハラ・コーチング・ステッチという名前で紹介されています。
コーチング・ステッチは、大雑把に言えば、「渡した糸を留めて表現するステッチ」です。針を2本にして文様に合わせて渡した糸と、留める糸を別糸にするコーチング・ステッチもあります。ルーマニアン・コーチング・ステッチというものもありますね。スザニでは針1本で同じ糸が使われます。つまり、糸を長く渡して、その糸を留めながら戻ってきます。
今回はウズベキスタンの人の手の動きを見てみましょう。


ボスマを刺しているところ(その1)

ウズベキスタンで見せていただいたボスマです。文様の横幅いっぱいに渡した糸を刺し留めながら戻ってきます。木綿布に絹糸で刺繍しています。この工房では天然染料で絹糸を染めて使っていました。
(動画の埋めこみ方に迷っているので、とりあえずインスタ動画にリンクしてみます。今後やり方変えるかも。)

Hiroko Fukuda S. on Instagram: "ボスマ、ブハラコーチングステッチです。先日のズフロ先生の講座で登場したステッチもこの仲間です。ご参考になれば幸いです。 #Repost @hfs324_centralasianart with @use.repost ・・・ #Repost @hfs34.7 with @make_repost ・・・ ギジドゥバンのスザニ刺繍 ボスマ(ブハラ・コーチング・ステッチ) 2019年11月 Suzani embroidery in Gijduvan, Uzbekistan #中央アジア #ウズベキスタン #ギジドゥバン #スザニ #スザニ刺繍 #刺繍 #乙嫁語り #乙嫁たちの手仕事2 #スザニ刺繍ワークショップ2021 #ブハラコーチングステッチ #centralasia #uzbekistan #gijduvan #suzani #embroidery #bosma #bukharacouchingstitch" 17 likes, 0 comments - hfs324_centralasianart on February 8, www.instagram.com

ボスマを刺しているところ(その2)

次に、今月初めに神奈川県で開催された「ウズベキスタンの刺繍とスザニ展」(2024年2月2日~2月6日 ユニコムプラザさがみはら)に合わせて来日、刺繍教室をされたズフロ・オブロベルディエヴァとそのお嬢さんによるボスマです。上の動画と同じ刺し方です。
この時には、ボスマの刺し方によって、カルスドゥスとザミンドゥズと呼んでいました。

それにしても…これらの動画だけではなかなか難しいかもしれません。
ということで、次回へ続きます。


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