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髪色ルール

昨日、大阪駅にある売店の短期バイトの
面接に行った。

結論から言うと「髪の色」で納得いかなくて
「じゃあ、辞退します」とそそくさと帰ってきた。

接客業では割とよく聞くヘアカラースケール。
○番よりも明るいとNGとか、そういうの。

私は白髪隠しのためにメッシュを入れている
のだけど、それが確実に引っかかるから
染めるかウィッグを被るかのいずれかに
して下さいと言われた。

たかが1ヶ月の仕事。
染めるにしても、ウィッグ被るにしても
自腹を切らなきゃいけないなんて理不尽だな、
と思ってしまった。

しろって言うなら、お金払ってよ。
まぁ、しないけど。

髪色ルールは黒髪の人種しかいない文化圏
特有のものだなって昔から思っていたけれど、
最近はだいぶその辺も緩くなってきた印象が
あったのに、その矢先のメッシュ禁止令。

JR、つまんないとこで体質古いんだよ。

そういえば10年ほど前。
地元にドンキが出来る事になって、
面接に行った時。

その時も髪色(メッシュ)を指摘されて、
「えっ?!ドンキなのに?!」と正直
おったまげた事があった。

周りにそれを話しても
「えっ?!ドンキなのに?!」と
デジャブな回答ばかりだったけど。

そんなドンキが地元に新たな店舗を出店。
募集要項を見ていたら

・髪色自由(ピンクや青でもOK)

と書いてあって、10年前、たかがメッシュで
高圧的に指摘された私の時間を返して欲しい!
と思ってしまった。

時代は流れてるのね…
まぁ、寛容になってるのは素晴らしい事よ。

たかが髪色、なのかも知れない。
元々そこまで明るい色にしていない人は
至って「当たり前」の事だろうし。

でもね、もうずーっとこんな髪色だと
これがアイデンティティになっていて、
たかが髪色じゃなくなってるんだよね。

仕事なんだから仕方ない、とか
ルールなんだから守りなさい、とか、
そういう世界線では生きられない人間なんだと
自分で腹を括って、覚悟を決めるしかなさそうだ。

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