人生で一番大切な仕事、それは「思い出」づくりだ!
「人生で一番大切なこと」をスパーッと教えてくれた本に出会いました。
先々のことを考えてお金を貯め込むのではなく、元気なときこそ、
経験にしっかりとお金を使い、人生の豊かさを追い求める
ことが大事という内容です。
■人生は経験の合計である
「経験には記憶の配当がある」
とはうまく表現できている、と思いました。
しかも経験を重ねることで、雪だるま式に増えていくものです。
私は50代で大学院へ行き、3年間で3,000時間以上は勉強時間を費やしました。基本的な経営学、そしてケーススタディからの学びが大きいですが、今後の自分のキャリアを再考する絶好の機会となりました。そして何よりも共通言語で会話できる仲間が増えたことが人生の宝物だと思います。しかも世代を超えたつながりなのです。
過去を振り返っても思い出に残る大学院生活でした。第2の青春と言えるかもしれません。
経験こそが人生の豊かさにつながるのです。
であれば、経験を増やすことが大事。そのために、お金を費やすというのは理にかなっていると思うのです。
■ゼロで死ぬという目標を持つ
同本では、人はいつか死ぬ。残ったお金は墓場までは持っていけないので、できるだけ自分の経験・思い出に費やすのがよい、という内容です。
例えば、「私は80歳までは一人ででも海外旅行する」と考え、毎年1回海外すると決めていましたが、コロナによる行動制限でこの3年間は行けていません。戦争などもあると、行きたいと思っていた国にも行けなくなります。
こうした自分以外の外部環境でさえ変化がある中、自分の体調や気力を考えると、元気なうちに多くのことに挑戦しておきたいと思うのです。
先日読んだ、パックンの本(「無理なく貯めて賢く増やす パックン式 お金の育て方」)にも同じことを書いてあり、思い出しました。
いつまでも語られるほどの思い出への投資は、人生を豊かにするのです。
■私が90歳まで働き続けたいと思う理由
「90歳まで働きたい」と言うと、驚き引かれることがあります。
そして、ビジネスこそが自分を成長させてくれると思うのです。同本でも同じようなことが書かれていました。
大学院仲間とビジネスを立ち上げ始めていますが、そのプロセスや関わる仲間、そしてアウトプットからの喜びが好きなのです。
まさに同感です。
私が人生の最後に、思いを馳せる経験は何なのか。そのためにも、思い出づくりにアクティブに動いていきたいです。
そして、50代の人生は、まだまだこれから楽しめるのです。
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