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自分のことを自分だけで知るには限界がある

「やりたいことが見つかるキャリアワークショップ(ミドル世代)」のDay3では、人生曲線(ライフラインチャート)を使いながら、「自分の価値観を知る」ワークショップでした。

同回には残念ながら参加できませんでしたが、ワークショップでは振り返り用に記録動画を撮っているので、そこでの気付きをメモします。

■他者からのコメントが気付きになる


人生曲線は、これまでの人生を振り返り、幸福度が高かった時や低かった時に、どういうことがあり(事柄)、その時の感情や原因となった理由を思い出しながら発表していきます。その後に、他者からのコメントをもらっていくのですが、それがまさに「ギフト」。
「私からの見ると、、、」と色々な意見が出てきて、思いも寄らないものの見方に気付くことあるのです。
そして、こういったコメントができるのは、「心理的安全性」があるから。似たような境遇があると共感したコメントも沸き出てくるのです。
「あ、そういうことだったのかも・・・」と過去のことでも、捉え方を変えることで拓けていくのです。

■自分のことを自分だけで知るには限界がある


「人生曲線を書いて、自分で振り返る」のは、時間もかかるし、作業が面倒くさいし、ちょっと構えてしまうものです。参加者の皆さんには、ワークショップの事前課題として書いてきていただいていますが、「言葉にして、図に表す」ことで自分を客観視することができます。
しかし、自分で書いて見直すだけではもったいない。自分だけでは限界もあって、他者のコメントを受け入れる勇気も必要なのです。

■「言いたい」ことを伝える勇気


ワークショップの中で、他者の人生曲線の発表を聞いて、「どうしてなのかな」「なぜだろう」と思うことがあります。そんな時には素直に質問することで、発表者は深く内省が進むことがあります。質問こそが「ギフト」に変わることがあるのです。そう考えると、言葉は本当に魔法で、うまく付き合うことができれば、心身健やかに過ごせるのだろう、とも思うのです。

人生曲線のワークを通じて、自分の価値観をあらためて認識し、「やりたいことが見つかる」一歩につながれば嬉しいです。

これまでのワークショップでの人生曲線の振り返りはこちらから。


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