2020.09.30

・時間ができて、時間ができたらwebデザインのことやりたいなと思っていたしほかのこともやりたいと思っていたことを思い出す。本屋に行こうと思いながらまた寝てしまう。時間ができたらこれから自分は仕事どうやっていったらいいのだろうという不安がわっと来る。今日のように寝ておきたらやることができていたり、とりあえず目の前のことで埋めてしまう。最近あんまりにも寝てしまう。「40代 女性 眠い」で検索してしまう。

・マツキヨの目薬のボトルが青くてよかった。

・ヨーグルトを食べながらコーピングの方法をこどもとリストアップする。「毛布で顔を覆って叫ぶ」はけっこうちゃんと音が防げていいなと思った。

・優先順位の優先順位が今はわりとはっきりしていて、また揺らいでもいて、1、2日にひとつ、ほんとうに些細な不器用な今日のしるしを残すことができればいいと思う。今日も親子丼。工夫すればいいことなどをいろいろ思いつくのと、資源がすこしはある。最近はみる夢がいつも違う。段ボールを積み上げている部屋の、引っ越し前の浮遊感と非常時な感覚は落ち着くと思う。

・商品の並べ方を見たくて這うように東急ハンズ、LOFTへ行った。惹かれる化粧品のパッケージはほんとうにシンプル、ささやかな個をまもり応援するネイキッドなコンセプト、ひとすじ・ひといろの訴え方。

・竹村和子『愛について アイデンティティと欲望の政治学』(岩波書店)。読むほどに文節ひとつひとつのつながりが深まる、手放したくなくなる、スルメみたいな本と思う。自分が生き延びるために聞き落とし、見送ったものものと和解するには、つぐなうには、理解するには…みたいなこと、そうして、その背中合わせにあるものに関わる徴を見たかった、言葉をもちたかった。そういう自分に、たとえば背中に生えているうぶ毛の存在を思い起こさせ、うぶ毛の人生ごと遡って逆撫でする。弱くいることで応答すること、レスポンシビリティ。

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