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半年間のカエル会議をやってみた記録①始まる当初の気持ち

この半年で、株式会社ワークライフバランス等が推奨している「カエル会議」を外部講師を交えて実施してきました。
※カエル会議とは…チームで目指す目標を設定し、その目標を達成するにあたっての課題抽出、改善案の策定をする会議
働き方を「変える」早く「帰る」、人生を「変える」という3つの意味がこめられている

その中でやってきたこと、感じたことを、乱雑に記録したいと思います。
あとついでに、今後取り組む方にはこうしたらよかったと思う、ということを書きます。

ちなみに私は、「働き方改革事務局」として、参加しました。
ただ、一般的なケースと少し違うのが、いわゆる総務や人事等の本社部門に所属していません。
バリバリの制作部門の人間で、自分が所属している部署自体も「カエル会議」を実施しました。

ということで、外部講師を誘致し、会議を主導する「事務局」という立場でありつつ、自らも会議に参加し、思うことを発言する「参加者」という立場の両立をしました。

〇始まる当初の気持ち

「自分の会社を絶対に変えなければならないんだ」

事務局としてそんなことを思っていた反面、

「この会社を変える方法なんてあるのだろうか」

と、参加者としては思っていました。

よく使われる言葉ですが、
「いやぁ、うちの業界で働き方改革なんて無理だよ(笑)」
と自他ともに認める業界です。私もそう思います。

そんなこともあり、会社として始めることが宣言されたときは、
同僚たちから、
「うちは難しいんじゃないかな…」
「他の人がやるのはいいけど、うち(のチーム)がやるのは嫌…」
「いや、余計なことをしてくれたな。会議が増えるだけだろ。くだらない。」
と言われました。
「みんなのためにもやっているのに、批判されるならやんないほう良かったのかな…」
と悩みました。

一方、前向きな方も少しはいて、
「私は頑張りたいと思っているから、やりたい」
「やっと始まってくれたなって感じ」
と言ってくれる人もいました。

そういう人には共通点がありました。

・一度長時間労働等が原因で体調を崩した経験がある
・家族がいる

という2つの特徴に当てはまる人たちでした。
私自身も体調を崩したことがあるし、家族もいるということで、
その特徴に当てはまっていることに気づきました。

こういう前向きなに捉えてくれる方は、その後も積極的に実施してくれたので、非常にありがたい存在でした。

また、この時点(2018年9月くらい)では、
2019年4月から始まる「働き方改革法案」についての知識がない管理職があまりにも多く、衝撃でした。
知っている人がもっと周知活動をしていかないといけないのだと感じました。

・・・という、始まる際の気持ちでした。
これから多分2~3記事程度で最後まで書き切れると思います。

最後に、ここまでで思った今後取り組む方へのアドバイスです。

・事務局になる人は風当たりが強くなります。普段仲良い人とかからも否定されることがあります。周りの人が、「どっち派なんだろう…」と疑心暗鬼になることもあります。

・一度体調崩したり家族がいたりする人は味方になりやすいと感じました。まずはその人たちと話すとよいと思います。

・働き方改革法案を理解している人はあまり多くありませんでした。正しい知識を伝えることで危機感を覚え、取り組もうとする方もいました。
反対派の方には、まずは働き方改革法案を伝えることから始めるとよいかもしれません。

・事務局以外の人は、事務局の人に優しくしてほしいです。「頑張ってるね。私は賛成派だよ。」って声をかけてほしいです。疑心暗鬼になっている可能性があるので、そういった言葉がすごくうれしかったです。


続きはなるべく近日中にアップできるようにします。

パート2はこちら 


おわり

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