間(あいだ)を広げる対話シリーズ
思索俱楽部アイリスの新シリーズは、「間(あいだ)を広げる対話シリーズ」です。
「絆」や「縁」を感じる機会がめっきり減ってしまいました。誰かがそばにいてくれる、面影や安心感が感じられない。
「そばにいる」
「ちかくにある」
「そこへ向かっている」
そんな風に感じるためには、何が必要なのでしょう?
「本来」から遠ざかる社会
ネット社会、AI時代になって生活が豊かになっているはずなのに、いつも何かに追われ、誰かに監視されている感覚がありませんか。
知っていること、知っている人はたくさんあるのに、「自分の近くにある」実感がなぜか薄い。
それは、家庭の問題、学校の問題、会社の問題、社会の問題、私の問題、誰かの問題を、すべて自分目線、個別最適で考えようとすることが、問題なのかもしれません。
災害、戦争、ゴシップも、ある種の娯楽
獣と人の「境界」の変化
最短ルートで仕事も人生も安全に
相互監視社会、コンプライアンス、ネット炎上
ことばや意味までもが消費される
見たいものが見えなくさせられている。
今は、何か一つの「標的」を見つけて、そこへまっしぐらってことが多いように思いませんか?
間・あいだ・愛だ
そこで、「間」「あいだ」が登場します。
「間」は古来から日本人が大切にしてきた概念です。
床の間、お茶の間、手間。
時間、空間、仲間…
今の日本人は、「間」がないか、「間」を詰めすぎているように思います。
会社と社会のあいだ
強さと弱さのあいだ
大人と子供のあいだ
お金と幸せのあいだ
ココロとカラダのあいだ
・・・
そのあいだにこそ、人間が人間らしく生きる「さま」が漂っています。その「さま」を対話を通してじっくりと探していきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?