いよいよ冥王星水瓶座入りです。
9月2日〜11月20日、もう一度山羊座に戻るので、まだ完全に抜け切ってはいません。

ですから私たちも新旧の間で揺れ惑うこともあるでしょう。
それだけ「手放す」という事は時間やエネルギーが必要なのですね。

しかし、一旦水瓶座に入った冥王星は、変革の手を緩める事はありません。
社会もそれぞれ個人も、想像出来ないほど大きく変わってゆくのでしょう。

水瓶座時代のテーマは「自立」

個性を発揮し、のびのび自由で生きることは、好き勝手とは違います。
かといって、地の時代のようにルールでがんじがらめで生きるのも違います。

その判断は、簡単なようで意外と難しいもの。

自由に生きたい、好きに生きたい。
でもそれは自分勝手にはならないだろうか、それでいいのだろうか、、自由にやってうまくいくのだろうか、、と古い殻から出ることに躊躇する。
でもとても窮屈だからもっと自由にやりたい、、

そんな葛藤と戦っていくことが、ここからしばらくのテーマになってくるのでしょう。

地の時代は敷かれたレールに乗っていれば何とかなる時代だったので、「個人の判断」はさほど重要ではありませんでした。

「誰かが言うことに従える力」さえあれば、そこそこうまくやれたのです。

実力あるなしではなく、長いものに巻かれることが出来る人が帝の寵愛を受け、贔屓される、そんな時代でもありました。

しかし、風の時代はそうはいきません。
「素直さ」は大切ですが、ただ誰かの言うことだけに従っていれば、とんでもない場所に流されてしまうこともあります。その素直さを誰かに「うまく使われてしまうこと」も、なきにしもあらず。

ただただルールを守るのではなく、リテラシーを磨く。

自分の持っているものや能力をどう使うのか。
情報をどう理解・解釈し、活かすのか。

正解っぽいものに従うのではなく
「1つ1つ自分の心で感じ、持っているもの全てで考え、自分にとっての正解を判断していくこと」が必要なのです。

社会の一端が崩壊するということは
そこに従ってきた人たちが大海原に放り出されることになります。

時間割通りに、先生が決めた授業を受けていた生徒たちが
「はい！自習だよ！学びたいものを自分で調べて、それを自分で深めてください！」といきなり言われるようなもの。

自分で人生を構築していく力がないと、何をしていいのか分からなくなるのです。でも、自分の人生に真剣に向き合おうとするならば、メリットしかありません。

全て自分で創造出来るというメリットは、最初は少しハードル高く感じるかもしれません。でも、今この時代を選んで生まれているということこそが、ちゃんとやれるという証明でもある。

変に抵抗さえしなければ、想像したことのないような素晴らしい景色だって見ることが出来るのです。

自分らしく生きられる時代がやっとスタートです。

自分を幸せにすることを面倒がらずに
自分が「こうしたい」と思うようにやらせてあげましょう。

それが「魂の声に従う」ということ。
そしてそれは「自立」でもあります。