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「いいね難民」を代表して。見えるものと見えないもの。

noteを書き出して今日で18日目。
実は、昨日「とても嬉しいこと」があった。

なんと「HITOKOMA」 への想いを書いた「HITOKOMAって何?」の記事がサポートされ、見ず知らずの方から「100円」の支援を受けたのだ。

noteを始めておいて何なのだが、実はサポートの存在を知らなかったので、ちゃんと調べた。

「サポート機能」とは
ユーザーがクリエイターを直接、金銭的に支援できる機能。サポート金額は100円、500円、自由金額のいずれかを選択することができる。

今回のサポートには自分が一番驚いた。
と同時に、得もいえぬ気持ちになった。

「感謝」「喜び」「迷い」が混ざった気持ち

目に見えない美味しいごはんを食べるような、
そんな不思議な感覚だった。

「100円」でオーバーだと思う人もいるかもしれないが、以前話したように「0と1の差」は非常に大きいと考えているので、具体的な数字として現れたのは、前進を感じられ、素直に嬉しい。

支援してくださった方、
本当にありがとうございます。

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今回はこの経験を踏まえて、
ネット上での評価、主に「いいね!」について考えてみた。

これに関しては、以前からどこかモヤッとしていたので、ちょうど良かった。「いいね!」に対して、距離を感じる「いいね難民」の方に伝われば良いと思う。


3つの観点から「いいね!」を探る

①「数」と「質」
②「個人」と「環境」
③「時間」と「効力」

①「数」と「質」

「いいね!」や「シェア」というと、やはりPRに関わる部分が大きいので、どうしても、数を重視する傾向がある。1つずつの重みが違ったとしても、現段階では定量的な観測しかできない。

ちなみに皆さんはこの「どうでもいいね!」というサービスを知っているだろうか。これは登録すれば、誰から構わず自動で「いいね!」をしまくるというものだが、いかにも世も末という感じでゾワっとする。発想はとても好きだが、肯定はしがたい(笑)。ただ自身も、おめでたい投稿などは、もはや内容見ずに「いいね!」してる時があるなと気づいた。

リアルでは、当然リアクションにも階層があるが、ネットではまだその深さを表現する術が少ない。今後、「いいね!」と「コメント」以外の選択肢で、ここが埋まることを期待したい。


②「個人」と「環境」

ネットの世界では、様々な人々と繋がることが出来、広がりがあるように思える。しかし、リアルとリンクしているSNSは監視下で息苦しい環境でもある。「いいね!」や「シェア」をする際に、その言動が周りに見られるからだ。私も周りに「良い奴ぶってる」って思われるのが嫌で、慈善団体の活動記事をシェアできなかったことがある。

また「毎日投稿するルール」に魅かれたのは、自分の立場を守るからだ。どちらでも良いと言われたら、投稿するか迷って結局しないだろう。

ちなみにnoteを始めたキッカケは、ネット上での発信に対して違和感を感じつつも、どう対応すればいいか分からない人のために、私が人体実験的に挑戦しよう思ったからでもある。

今の私から1つ言えるのは、「自分が何気なくやっていることが何かに繋がる」ということが大いに有りうるということ。今はリアルとリンクせずに発信できる媒体がたくさんあるので、SNSに自信がない人も違うところで発信すればよいと思う。誰が見てるか分からない。


③「時間」と「効力」

さらにnoteをやって分かったことは、本当に気持ちが入ったものは、後からでもしっかり伝わるということ。昔上げた記事もちゃんと読まれる可能性がある。「いいね!」の数を重視すると、瞬発性や過激性を求めがちだが、noteという媒体では、ある程度、腰を据えて発信できるのが嬉しい。これに関しては、さらに長い目で見て評価をしていきたいと思う。毎日上げるのが、アクセス数にどう響くのか、まだ分かっていないが、継続が重要なのは身を以って分かってきた。

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以上、断片的にしか話せていないが、ネットの中の「表面化されていない領域」が少し垣間見れたと思う。「いいね!」って手軽だけど、どこかハードルを感じる。といつも思っていたが、少し整理できた。

幼少期からSNSと育った世代は感じないかもしれないが、それ以上の人たちは誰もが感じるこの違和感。今回は「いいね難民」を代表して、意見を記述させてもらった。

リアルとネットとの乖離を埋めることが、全てではないと思うが、人の素直な気持ちに反するギラっと、グニャっと、した濁音的要素は無くなれば良いと思う。

※トップ画は、IKEAが「SNS中毒の現代人」を揶揄した、ユニークな動画『Let’s Relax』


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