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ヒロミ的CDのツクリカタ(1)~作りたいと思った時が作る時~

昨年、2017年に、私は初めてのオリジナルCDを作りました。
自分のオリジナル曲を6曲入れたミニアルバムです。
自分で曲や詞を書いて歌っている人はみんなそうだと思うけど、
自分のCDを作ることは私の憧れであり、目標でした。
他のミュージシャンがライブ会場でCDを販売していたりするのを見て
「いいなぁ~、私もいつかあんなふうにCDを販売したいな~」
と思っていました。

オリジナル曲がCDを作れるだけの数あるのなら、
いつだって作れそうな気はするけど、
私は長い間、ただ憧れているだけで、
CD制作が身近な事だとは思えませんでした。
それは正直なところ、自分の歌唱力に自信が無かったからです。
ライブでさえも満足に歌えないのに、
レコーディングをしてCDにするなんて・・
できる自信がまるで無かったからです。

音源になったら、どこにも隠れる場所がない。
勢いや雰囲気で誤魔化すことができない。
ありのままの私が全部さらけ出されてしまうことが怖かったからです。
「ありのままのこの私が通用するはずがない。」

だから、いつも思っていました。
「もうちょっと歌が上手く歌えるようになったら、その時に絶対作るんだ」
って。

でも、長いことレッスンは続けていたけど
私が思い描くように歌は上手にならなくて、
そのうち作る、そのうち作る、と思いながら
随分時間が経ってしまったように思います。

そんな漫然とした日々を過ごすうちに、ふと思ったんです。
自分で自信が持てるくらい歌が上達するのっていつ?
自分で自信が持てるくらい歌が上達するのを待ってたら、
私は一体いくつになっちゃうの?って。

何年先もずっとこうして歌い続けていられるとは限らない。
もう全然若くもないし(笑)
シワだって白髪だって増えてくるだろうし、
声だってお婆ちゃんみたいになっちゃうかもしれない(笑)
それに、ずっと元気でいられるかもわからない。

だから決めたんです、その時に。
もう作ろう、今作ろう、って。
歌が上手くなった時じゃなくて、
作りたいと思った時が、作る時なんだって思って。

そんな風に一大決心をして、私はCD制作に向かい始めるのですが、
この続きはまた次回にお話しようと思います。

決心はしたものの、
このままじゃ通用しない、ってことに変わりはなくて
そこを克服するために、
鬼コーチの家の門を激しく叩くことになるのでしたw
次回、敬愛する鬼コーチと二人三脚の日々、お楽しみに(笑)



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