最近人間関係で失敗して、クヨクヨ落ち込み中。

夜寝る前も、そして朝起きても、スマホでずーっと人間関係のことで調べている。けれども、これといった解決策は見つからない。。

「自分はなんて不幸なんだろう」

「なぜ自分の気持ちを理解してくれる人が現れないんだろう」

「もう、日本から出たらいいかも。日本人とは合わないのかも」

・・・と、こんなふうに考えていて、このことをノートに書き出して、ふと気がついたことがあった。

「相手だけが悪い」と視野が狭くなる

明らかに私への態度を変えてきた人たちがいて、それを感じて傷ついた。
そして、それを友人や家族に相談してもモヤモヤは晴れることがなかった。

私は一方的に「叩かれている」「炎上させられた」「悪口・陰口を言われている」と思って疑わなかった。自分が本当に悪いと信じたくなかったのかも。

ネット上で「悪口を言う人の心理」をググっては、「やっぱり自分は悪くない。
陰でこそこそ言ってくる人がいけないんだ」と思っていた。

ただ、友人へ送ったLINEや、家族へ相談した内容を振り返って気づいたことがある。私は他責思考になっているんだということ。

私は自分のことしか考えておらず、いかに「周りが私を攻撃してくるか」というところに焦点を当てていた。
「私は反省しているのに、向こうは大人気ない」と思っていたのかもしれない。

結局、私のそういう態度がにじみ出ているのかもしれないし、それに何より、自分だけが被害者ヅラをして、相手のことを悪く言う。
これって、まさに自分が「されている」と感じてたことと、同じものじゃないか・・と思った。

悪口を言っても晴れない。自分のことが嫌いになる

友人や家族に相談しても、全く気持ちが晴れなかった。
だって、私が話す内容は「相手が悪い」「私は悪くない」というものだったから。

どんどん自分のことが嫌いになった。

私はなんて性格が悪いんだろう、と自暴自棄になったり。

「世の中には性格が悪い人がいるなぁ」「なんか、日本ってしょうもないなぁ」みたいな考えでいたけど、
そういうふうに言うのって、全部自分に返ってくる。

だから悪口を言って、発散するどころか、全部自分に跳ね返ってくるんだよね。

ありがとうとごめんなさい、で気持ちが晴れることに気づく

悪口や陰口には、同じもので対抗していた私。
けれども、全く気持ちは晴れないどころか自分のことが大嫌いになってくる。

「本当の自分はどうしたい？」と考えた時に、私は私のことを許したかったし、悪口を言う自分でいてほしくなかった。

周りに感謝できなくなった自分も嫌いだし、素直にごめんなさいと言わず、ネットでネチネチと「悪口言う人の心理って・・・」と調べている自分も嫌い。

だったら、感謝しよう。ごめんなさいと言おう。

素直に、成長する。失敗した自分を認め、同じようにならないように気をつける。相手の気持ちを考えてみる。
この自分なら、好きになれそう！！

「人を呪わば穴二つ」という言葉がしっくりくる

「人を呪わば穴二つ」つまり、人を呪うと自分も呪われる。

これまさに自分のことだった。

悪口を言ってくる人のことを細かく調べ、「自己肯定感の低い人が悪口言うんだ」とか、「悪口は依存症！」「悪口はストレスを増やして脳を傷つけ、寿命を縮めるんだ」とか。だから「かわいそうに」なんて上から目線で。。

でも、これ全部自分のことだった。衝撃すぎる。。。
自分で調べて相手に対して思っていたことが、そっくりそのまま全部自分に返ってきていた。

「悪口を言う自分が嫌」という状態にまず気づくことが重要

いくら相手を悪く言ったところで、自分が救われることはない。
そして何より、悪口を言う自分が大嫌いになってくる。この事実に気づけば、あとは自然と「ごめんなさい」「ありがとう」という言葉が出てくる。

悪口を言われるのは、自分に直せる箇所がまだあるということ。
それを素直に認め、治す努力をしてみる。不快な思いをさせてしまったことに申し訳ないと言う気持ちを持つ。そして、気づかせてくれてありがとうと思う。

そういう自分をまた「好きになれる」。そうすると、あんなにモヤモヤしていた気持ちがスッとしてくる。

悪口・陰口を叩くと、その叩いている人自身が幸せになれない。
でも、それを被害者ヅラして上から目線で、「悪口言ってくる人の気がしれないわ！」と裏で思うのも、結局は同類となってしまう。
そして何より、そういう自分が大嫌いになるのが一番悲しいこと。苦しいことなのだ。

素直に謙虚でいる。学ぶ姿勢を持つ。めんどくさがらずに努力する。
そういう気持ちを持っていれば、また自分のことが好きになれる。自分のことを好きになれれば、もう悪口に悪口で対抗しなくて良くなる。