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光学ファインダーが恋しい

元々僕は一眼レフからカメラの世界に入ったことから、光学ファインダー越しに見る光の世界が好きでした。ここ最近はミラーレスカメラを使うようになり、一眼レフを手放したことからスマホのような感覚で写真を撮るようになり、ファインダーを覗く機会がほとんどなくなりました。

最初に愛機として迎え入れたEOS5D MarkⅣ。
M9-Pも素通しのガラスだけど光学ファインダーを搭載していました。

やっぱり光学ファインダーが恋しいなぁという気持ちもあってGRⅢに光学ファインダーをつけてみました。ちょっと出っ張りができるのが気になるけど、光学ファインダーを覗くとミラーレスでは味わえない世界が広がっていて「これこれ!」って気持ちが昂っていたのを今でも覚えています。

GRⅢに光学ファインダーをつけて初めて撮った写真。
ピントが合ってるかどうかなどはわからなかったですが、出てきた写真を見て思わず唸りました。

そんなこんなでGRⅢに光学ファインダーをつけて写真を撮っていましたが、やっぱり一眼レフのファインダーにはかなわないと感じ始めました。一眼レフのファインダーは、レンズを通ってきた光を映しているため、ピントも反映されます。GRⅢにつけている光学ファインダーは素通しのため、ピントを合わせることができません。ファインダーを覗いて写真を撮るなら画角やピントまで自分で追い込みたい。そんな思いを抱くようになった結果、「やっぱり一眼レフが今の自分にあっているかもしれない」と思うようになりました。

ミラーレスカメラのファインダーは確かに魅力的です。特にモノクロ写真を好む私にとって、撮影前にモノクロのプレビューが見られるのは大きな利点です。この機能により、撮影の失敗をぐっと減らすことができると感じています。
しかし、一眼レフカメラのファインダーを通して見る世界には、別の魅力があります。一眼レフでは、レンズを通じて直接映るカラーの世界を見ますが、モノクロ写真を撮る際は、その風景を頭の中でモノクロに変換する必要があります。また、ピントは合わせられますが、露出の変化によりファインダーで見た世界と撮影された写真に違いが出ることもあります。
確かに、より正確な写真を撮るという点ではミラーレスが優れているかもしれません。しかし、私は趣味で写真を撮っているため、写真撮影そのものを楽しむことを重視しています。そのため、一眼レフや光学ファインダーを通して撮影するプロセスが、自分の性格に合っていると感じています。

とはいえ、世界ではミラーレスが完全に市場を獲っているため、一眼レフの新作はなかなか出てこないです。現在も一眼レフの開発を続けているPENTAXに期待したいところです。応援も兼ねて富士フイルムから乗り換えも検討したいなと思うのですが、妻の許しが得られるかが気がかりです・・・。

PENTAX K-3 MarkⅢが意外とコンパクトでいいなって思いました。
めちゃくちゃほしい。。。

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