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文化の違いを批判、否定してはいけない




あらすじ


この内容はあるミュージシャンからの相談で、アメリカの音大に留学したベーシストが在学中に日本人との関係を殆ど断ち、アメリカで活動するもビザが切れ日本に帰ってきた時に人脈が無く苦労したお話でした

アメリカでは実力主義が強く演奏が素晴らしければ仕事が来るが、日本では横の繋がりが仕事を作るという文化の違い

これ、僕も渡米して1年ちょっと勉強して帰国してきた時に「勘違い」していたことでした

たった1年でもアメリカでの非日常を味わうと日本でのギャップに面喰いました そのくらいの魔力がアメリカにはあると思います

和尚様はアメリカが良くて日本が悪いと仰っている訳ではなく、文化の違いを受け入れて郷に入っては郷に従え、どちらにも良いものと悪いものがある、ということです

20代の頃、日本の方がぬるま湯なのではと思っていた僕に聞かせてあげたいですw

良いときは良いのだが、自分がピンチに陥った時に人間関係が救ってくれるのが日本の良いところなのではないか、と

慣習はそう簡単に変わるものではないと思います ならば自分が変わるしかない

ある外タレのミュージシャン



日本で仕事してた外タレのミュージシャンが一時期たくさんいましたが、自国の慣習で振舞っていた人は仕事が減り帰国したという話を聞いていました 逆に残っている外タレは日本の慣習に上手く立ち回っています

中国で仕事をしようと思ったらお酒が飲めないと仕事にならないとも仰ってました ただ、仲間、家族と思ってくれた時の中国人は全力でサポートしてくれる それは凄い事ですよね

このベーシスト、ちょっと心当たりがありましてw 多分当たっている気がします

アメリカで活動するならば



アメリカで活躍するならばビザの関係をしっかりしないといけません そして日本に帰国したらアメリカのマインドを捨てて日本の慣習でいかないと日本ではやっていけません

そうやって日本人との関係を断ってたアメリカで活動していたミュージシャンを何人か知っていますが帰国後はパッとしていません 

彼らはアメリカでやってこれたプライドも強いから簡単に切り替えられなかったのではと思います

まとめ



プロとは「技術はあって当たり前」ですが、それだけではダメ

その国の慣習を受け入れ、人間関係の立ち振る舞いと、音楽と人の為に仕事、演奏出来る人がプロなんだと思いますね


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