命や人生の価値

前にも書きましたが。

これは誰が決めるのか。医療従事者は色々考えてしまいますが。医療従事者は神でも何でもありません。
本人と、本人に関わる家族など全ての人々で話し合いながら感じるもの、考えるものです。
医療従事者は、あくまでそのサポーターでしかない。それを考える時間を稼いだり、向き合う時間を作ったり。
全ての人を救えるわけではないし、治る病気ばかりではないのです。
えてして、我々は、適応がー、とか色々考えてしまいます。シンプルに目の前の命と向き合いながら、本人と家族が考えれる、必死に生きていくのをサポートする立場と、考えれるか。ここに医療の難しさと、楽しさがあります。
医学は進歩していくのですから、二十年前に助けられない人が助けられるような進歩があり、それはそれを諦めない患者さんと家族と医療に関わる人々が全て作り上げてきたものなんです。
それに謙虚に向き合うことができるか、できないか。
とても難しい、デリケートなお話ではあります。

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