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今日の一冊・「困ったことは起こらない」(高田明和)

今日のおすすめの一冊は、高田明和氏の「困ったことは起こらない」です。

今日は、「運がよくなり、評判がよくなる方法」というテーマで書いてみました。読んでみて、思い出したのが、「天の蔵に徳を積む」という言葉です。普通はいいことをしたり、徳を積むとそれが天にある自分の蔵にたまるといいます。しかしながら、ここでは、イヤなことをさらっと受け流すことができたり、それに反応して怒ったりしないことも徳を積むのと同じことになるというのです。

たとえば、車に乗っていて、横から入ろうとしている車を列に入れてやったようなとき、その車がお礼のカチカチの点滅をしなかったと、車の中で「お礼がないぞ!」なんてひとりごと言っちゃうような人、天の蔵に徳はたまりません。

また、コンビニでかつ丼を「温めて」と言ったのにそのままでてきたりするような場合。「わ!かつ丼、温まってないや。ゴメンゴメン、もう一回温めてくれる?ありがとう!」とニコヤカに笑顔で言うような人、徳は、一つたまります。面倒な頼まれごとを、ニッコリ笑ってさわやかに引き受けること、これも得点高いです。

イヤなことをいわれるって、これ、テストでいうとひっかけ問題です。イヤなことのレベルが上がれば上がるほど、それにひっかっかって、怒ったり、くってかかったりしやすくなります。怒らせるための高度なテストですからね(笑)。こういうのに怒らないで、反対に「ありがとう、教えてくれて」とか「指摘してくれてありがとう、感謝します」なんてことまで言えたら満点です。

だから、イヤなこと言われたり、意地悪されたりしたら、「ラッキー!」、蔵に徳がたまっちゃう、なんて思えれば最高です。


ブログ(3分動画も)こちら☟
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12595992961


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