西原宏夫 Nishihara Hiroo
毎日ブログを書いていますが、なぜこの文章を取り上げたのか、どこが好きだったのか、と言うような思いをブログとはまた違った視点で書いています。気楽な気持ちでお読みください。
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『魅力的な人になるためのヒント』(ぴあ)です。その中から「女は実力、男は愛嬌」という題でブログを書きました。 本書の中に「天国で生きている人」という心に響く文章がありました。 ◆多くの占いは、「〇〇に地震が起こる」「富士山が〇〇に噴火する」「大きな津波が起こる」等々、ネガティブな事が多い。そういう占いをする人は、自分の言っていることが「間違った」と言われたくないため、その悪しき占いが成就するように願う。それを斎藤一人さんは「(地獄の)
今日のおすすめの一冊は、伊藤肇氏の『帝王学ノート』(PHP文庫)です。その中から「いくつになっても挑戦し続ける」という題でブログを書きました。 本書の中に「次郎長の言葉」という心に響く文章がありました。 ◆小林正観さんは、近しければ近しい関係ほど、「狎れていけない」という。それはたとえば、家族(子どもにも)に対して、「さん付けで呼ぶ」(名前を呼び捨てにしない)。「朝の挨拶は自分から先に」、「丁寧な言葉を使う」等々。 呼び捨てにするということは、自分の妻や恋人を自分の所有
今日のおすすめの一冊は、柏野和佳子(かしのわかこ)氏の『ことばのひみつ』(高橋書店)です。その中から「消滅言語」という題でブログを書きました。 本書の中に「マジという言葉」という興味深い文章がありました。 ◆「マジ」とか「むかつく」という言葉は、若者言葉として、年輩者には評判が悪い。他には、「ヤバい」「ビビる」も同じだ。これらは、元をたどると、江戸時代の芸人が使っていた言葉だという。 十返舎一九の東海道中膝栗毛にも出てくる言葉。また、なんと、「ビビる」は平安時代から使わ
今日のおすすめの一冊は、内藤誼人(よしひと)氏の『心理学BEST100』SOGO HOREIです。その中から「女性は人付き合いが上手」という題でブログを書きました。 本書の中に「練習を好きになるコツ」という興味深い文章がありました。 ◆斎藤一人さんは、どんなときも「ツイてる」と言っていると、「ツイてる」ことが次々と起こる、という。 「ツイてる」ことが起きたからいうのではない。 「ツイてる」と先に言うから、「ツイてる」ことが起こるのだ。 同様に、練習でも勉強でも、「今日
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『宇宙を解説 百言葉』(イースト・プレス)です。その中から「プラスの投げかけを!」という題でブログを書きました。 本書の中に「自分はたいしたものではない」という心に響く文章がありました。 ◆「バカ」とか「能力がない」「ダメなやつ」「使えないなぁ」等々を言われたら、たいていの人はカチンとくる。そして、言い返したり、怒った口調になったりもする。 あるいは、「自分だけ紹介されなかった」とか「自分に挨拶がなかった」など、無視されて、ちょっと
今日のおすすめの一冊は、森田正康(まさやす)氏の『凡人のための人生戦略ノート』(かんき出版)です。その中から「本当のリスクとは」という題でブログを書きました。 本書の中に「セルフブランディングとは」という心に響く文章がありました。 ◆大事なことは、日本や世界で一番にならなければ「得意」だと言ってはいけない、ということではない。まわりに比べて少しだけ得意というだけでよい。大事なことは、得意な分野をいくつも持つことだ。一つだけでなく、三つの得意が集まったら、それだけでレアな存
今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな修養論2』(致知出版社)です。その中から「万事に丹精を込める」という題でブログを書きました。 本書の中に「ローマ滅亡の理由」という心に響く文章がありました。 ◆「本物は続く、続けると本物になる」という東井義雄先生の言葉がある。 100年、200年と続く老舗も本物だからこそ生き残るし、長く続くからこそ信用がある。その場限りの儲けや、自分だけの損得で動いていたら100年続くわけがない。また、当然だがローマ帝国のように仕事より遊興に
今日のおすすめの一冊は、黒川伊保子氏の『運がいいと言われる人の脳科学』(新潮文庫)です。その中から「漢語と大和ことば」という題でブログを書きました。 本書の中に「完璧な美女は心に残らない」という興味深い文章がありました。 ◆いつも静かで、笑いもせず、悲しみもせず、喜びもしない、感情の起伏のないコンピュータのような人には魅力がない。魅力のある人は、喜ぶときも、悲しむときも、楽しむときも、目いっぱい感情を爆発させる人だ。 性格も同じで、見方によっては欠点に見えるものが、実は
今日のおすすめの一冊は、中間真一(なかましんいち)氏の『SINIC理論』(日本能率マネジメントセンター)です。その中から『「SINIC(サイニック)」とは何か』という題でブログを書きました。 本書の中に「最適化社会とは」という心に響く文章がありました。 ◆最適化社会とは、これまでの物質的豊かさを求める時代(情報化社会)から、精神的な豊かさを求める時代(自律社会)への橋渡しする時代だということ。両方の時代の価値観がぶつかりあい、葛藤する。最適にまざりあうまでの過渡期をいう。
今日のおすすめの一冊は、西沢泰生(やすお)氏の『一流は何を考えているのか』(Gakken)の中から、「脳は否定語を理解できない」という題でブログを書きました。 本書の中に「またゼロからスタートできる」という心に響く文章がありました。 ◆大きな事故や、アクシデントが起こると、多くの人は、がっかりして落ち込む。年齢がいっていればいるほど、その思いは強くなる。しかし、エジソンのようにいくつになっても、めげずに明るく再スタートがきれる人がいる。 それは、「失敗ではない。うまくい
今日のおすすめの一冊は、伊集院静氏の『風の中に立て 伊集院静のことば』(KODANSHA)です。その中から「流言は知者に止まる」という題でブログを書きました。 本書の中に「苦味をわかるのが大人」という心に響く文章がありました。 ◆安岡正篤師に「茶は三煎(さんせん)して味わう」という言葉がある。 たいていの大人は、「割に合わないこと」、「理不尽なこと」、「理屈とはかけ離れたこと」を、平然として受け入れて生きている。 渋みも、苦味も…酸(す)いも甘いも嚙み分ける大人であり
今日のおすすめの一冊は、ナイジェル・カンバーランド氏の『成功者がしている100の習慣』(ダイヤモンド社)です。その中から、【「ありがとう」が簡単に言える人】という題でブログを書きました。 本書の中に「古い知識を捨てる」という心に響く文章がありました。 ◆瀬戸内寂聴氏は「捨てる」ことについてこう語る。 捨てれば新しいものが必然的に入ってくる。出すから入るのだ。ピータードラッカーはそれを「革新の鍵は捨てることにある」と言った。捨てるからそこに革新が起こる。 「古い知識を捨
今日のおすすめの一冊は、和田秀樹氏の『老後に楽しみをとっておくバカ』(青春出版社)です。その中から「人生は実験だ」という題でブログを書きました。 本書の中に「50代から準備しよう」という心に響く文章がありました。 ◆定年になるまで、会社一筋にどっぷりと浸かり、会社以外のコミュニティにも一切属さず、趣味もなく、運動もしてこなかった人が、定年になっていきなり、新しいことを始めるということはほとんど不可能に近い。習慣ができていないからだ。 定年になる何年も前から、新しいことを
今日のおすすめの一冊は、坂村真民氏の『坂村真民一日一言』(致知出版社)です。その中から「つみかさねの上に咲く花」という題でブログを書きました。 本書の中に「こちらから」という心に響く文章がありました。 ◆生きているからには「溌剌颯爽(はつらつさっそう)」として生きること。「溌剌颯爽」とは、イキイキとして、気持ちをさわやかに、のびのびと行動すること。それは「しょぼしょぼしない」「くよくよしない」「泣き言はいわない」こと。 そして、世のため人のために自ら汗をかき、発憤するこ
今日のおすすめの一冊は、樹木希林氏の『一切なりゆき~樹木希林のことば~』(文春新書)です。その中から「面白がって、平気に生きる」という題でブログを書きました。 本書の中に「ダメになった人が好きなんです」という心に響く文章がありました。 ◆どん底を味わった人には、深さがある。痛みを知っているからだ。そしてまた同時に、失意のどん底から這い上がった人にはある種の明るさがある。吹っ切れたような、ふわっとした、何とも言えない味だ。 「ダメになった人が好きなんです」 40年別居し
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 令和の成功』(学研)です。その中から「感謝できないのは信号無視と同じ」という題でブログを書きました。 本書の中に「ある日、急に話が合わなくなる人」という心に響く文章がありました。 ◆今までなんとなく付き合っていた学生時代の仲間と、ある日、急に話が合わなくなることがある。 特に、同級生の同窓会等に出ると、それがはっきりする。 人は、大きく分けて二つのタイプに分かれる。 一つは、現状打破の姿勢の人。 もう一つは、現状維持の