見出し画像

威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『人生に成功したい人が読む本』(PHP研究所)です。その中から「発憤すること」という題でブログを書きました。

本書の中に「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」という心に響く文章がありました。

人間いつもおとなしいだけじゃダメなんだよ「丸くとも、ひと角(かど)あれや、人心」、と言ってね。人間、まんマルじゃあダメなんだよ。ここいちばんのとき、「これ、おかしいでしょ」って言えないと。

上役に、誰もなにも言えないときにでも、一発パツンッと言っておくと、「あいつ、骨があるよな」って、一目置かれるようになるの。「あいつはおとなしそうに見えても、言うときは言うよ」って。

だから、明らかにそういう不当なことを言う、上役とかにね、「それ、おかしいですよ」ってパツンッと一発言うと、世間にナメられないの。だから、一生のうち1回ね、それやらないとダメだよ。おとなしいだけだとナメられるんだよ。

オレ、おとなしい、って、スゴくいいことだと思ってんの。やさしいのも、いいことなの。だけど、それを受け入れられる土壌がまだないんだよ。みんなの魂がそこまで成長してない。だからといって、腕組みして、成長するのを待ってるだけって、できないんだよ。そんなことしてたら、あと千年ぐらい、弱いヤツがいじめられる状態が続いちゃうんだよ。

だから人間、誰だって、一発、言わなきゃならないときがあるの。一見すると感謝できないようなことにも「感謝してます」と言うと、世間が変わり、あなたの人生も変わるよ…ということを、今まで、私は言ってきたんです。

前は「感謝してます」というと、因果が消えて、より一層しあわせになる、成功しちゃう人たちが、ホントにたくさんいたんだよね。ところが、最近世間をぐるっと見渡したとき、波動が変わってきちゃってて。魂的な修行が、「感謝しています」から、「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」に変わってきた。

今、起きている問題は、「感謝してます」では埒(らち)があかないケースがほとんど。「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を念頭に置いて、答えを出すと、しあわせで、成功するんです。

この二つができるようになったとき、あなたには本当の実力がついて、世間から絶大な信用を勝ちとることができる。

相手があきらかに悪意をもって仕掛けてくるとき、人が好いばかりの善人はたいてい負ける。無菌状態で育ってきた善人は、修羅場をくぐってきた悪人に手もなくひねられる

いつもニコニコと笑顔で好好爺然としていても、その言動に無駄がなく、つけ入る隙(すき)がなければ人にナメられることはない。ナメられる人は、「断れない」、「言い返せない」、「オドオドしている」、「ウジウジしている」、「衝突や対決を怖がる」

つまり、一本スジの通った反骨精神のような、気骨や気慨(きがい)がない人。やさしさや感謝の気持が根底に必要なのは言うまでもないが、しかし同時に、人には気骨や気慨という強さも必要だ。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?