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リングで戦っている奴を褒めろ

今日のおすすめの一冊は、三浦将氏の『損か得か』(あさ出版)です。その中から、「バカにされる勇気を持つ」という題で書きました。

何かをはじめようとすると、たいてい「ダメなところを指摘されたり」「絶対に無理」と言われたりそして挙句の果てには、「バカにされたり」します。失敗した時も同じです。「だからダメだって言っただろう」「ほれ、みたことことか」と。

人は、結果論で何とでも言えます。これって、自らは決して、実行しない人、口ばかりの人、リスクを取ろうとしない人、安全な処にいる人たちが、いうのです。逆に、100人が100人、「これってうまくいきますよ」と言ったことであっても、やってみなければわからないのが現実です。

なぜなら、想定外があるからです。今回のコロナ禍でもそうですが、九州の豪雨被害、また東日本大震災をはじめとした毎年のような自然災害。これらを完全に予測した人はいないように、すべて想定外となります。そう考えたとき、計画通りというのはまずできませんし、結局のところ、やってみなければわからない、ということになるのです。

私の好きな言葉に、「ボクシングを見ている奴はいろいろなことを言うが、リングで戦っている奴を褒(ほ)めろ」という、セオドア・ルーズベルト大統領の言葉があります。戦いを見ている観客は評論家になりやすい。しかし、当事者は、灼熱のフィールドや土砂降りのグランドで泥だらけになって戦っています。

危険の及ばないリングの外や、空調のきいた室内でテレビを見ている観客は、勝手なことが言えます。だから、誰が何と言おうと、やっている当事者が褒められるべきなのです。たとえ、格好悪かろうが、失敗しようが、笑われようが、バカにされようが、「リングで戦っている奴を褒めろ」です。

そして、すべてのことは、「やってみなかればわからない」です。

今日のブログはこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12609721868.html

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