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携帯の電話は他人の時間を奪う

今日のおすすめの一冊は、堀江貴文氏の『バカとつき合うな』(徳間書房)です。その中から「テクノロジーに抵抗を示す人たち」という題でブログを書きました。

本書の中に「携帯の電話は他人の時間を奪う」という興味深い文章がありました。

電話は、他人の時間に割り込みをするツールです。あなたが電話をかけるとき、相手は必ずなにかほかのことをしています

ぼくは毎日分刻みのスケジュールで動いていて、移動時間や、ミーティングとミーティングのあいだにできる細切れの隙間時間も、ニュースやSNSのチェックに活用している。電話は、その時間に強制的に割り込んで、その集中を途切れさせるんです。

いまはほとんどの人がスマホを持っている時代です。連絡やちょっとした打ち合わせは、LINEやメールやスラックで十分。それらを使うほうが、相手の時間に強制的に割り込まないという意味で、礼儀正しいコミュニケーションです。

こちらも隙間時間や、あるいはミーティングをしながらでも返信できる。だからぼくは、電話はいっさいとらない。簡単に他人に電話をかけるという時点で、そいつは他人の時間を奪っていることに無自覚なバカということ。そんな人間とは仕事をしたくありません。

この話は何度もしているんだけど、理解できない人が一定数いるようです。ピンと来ない人には、サラリーマンが多い。サラリーマンでも、休日の日曜日に、つまり「自分の時間」に、会社から電話がかかってきたら、さすがに嫌でしょう?

ぼくは、365日24時間、自分の時間を生きています。ぼくに対して電話をかけることは全部、サラリーマンの休日の電話と同じなんです。ここまで言えばやっと伝わるかな(笑)。

◆普通、分刻みで超忙しく動いている人に、直接、携帯の電話をかけるということはしない。国家を動かすような、会社の存亡に関わるような出来事なら別だが、通常はそんなことはほぼ起こらない。

つまり、電話をかけてくる人は、その人をナメているということ。「どうせ、そんなに忙しくもないだろう」「他にやることもないだろう」と。

特に、営業の電話が、仕事しているときにかかってきたときなど、その違和感とセンスのなさに、「絶対に営業の商品を買うまい」と思わせていることに何故気づかないのか。

大きな会社の役職者なら秘書がいる。今や、その役割をラインやメッセージ、が担っている。秘書が連絡のワンクッションとなっている状態が、ラインやメッセージだと思えばいい。

「携帯の電話は他人の時間を奪う」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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