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本物の努力家とは

今日のおすすめの一冊は、内藤誼人(よしひと)氏の『「習慣化」できる人だけがうまくいく』(総合法令出版)です。その中から「継続は力なり」と題してブログを書きました。

本書の中に「本物の努力家とは」という心に響く文章がありました。

「私は、こんなに努力している」 「僕はこれだけ頑張っている」 もしそのように思うのであれば、まだまだ努力しているとはいえません。

逆説的ながら、努力をしている人は、自分が努力をしているなどとは思っていないからです。本物の努力家は、努力をするのが当たり前になってしまっているのであって、「私は努力している」などとは感じません。

仕事も同じです。本当に頑張っている人は、自分が努力しているのだとはあまり思って いないものです。「私は、勤務時間を毎日2時間もオーバーして働いている」などと思うようでは、努力が足りません。

アメリカにあるフロリダ州立大学のネイル・チャーネスは、カナダ、ドイツ、ロシア、 アメリカのチェス選手519名を調べ、グランドマスタークラスのトップ選手と、普通の レベルの選手の違いは何かを調べてみました。

すると、両者の差はひとつだけでした。 トップ選手は、とにかくチェスの練習と研究に多くの時間をかけていました。 チェスを習い始めてから最初の10年間で、トップ選手の練習時間は約5000時間です。 対する普通の選手は、約1000時間です。 5倍も頑張っていれば、トップ選手になれるのもうなずけます。

先ほど、成功する人は、他の人よりも努力をしているだけだというお話をしましたが、 自分が「努力をしている」と感じるようでは、まだまだです。 では、どうすれば努力を努力と感じずにすませられるのでしょうか。

簡単な話で、「楽しい!楽しい!」と自分に言い聞かせながらやればよいのです。 本当は苦しくても、「いやあ、楽しい!」と言っていると、自己暗示の効果によって本当に楽しく感じてくるでしょうし、楽しいことであれば、私たちは何時間でも努力を継続できます。

◆若き頃のスティーブ・ジョブズ1日に18時間働いていたという。そんなに働いても「私は努力している」とは思っていなかった。同様に、イーロン・マスクも1週間に120時間以上働いていたという。

「自分が努力している」と思うようではまだまだ。本物の努力家を目指したい。

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