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求められて生きる

今日のおすすめの一冊は、小林弘幸氏の『リセットの習慣』(日経ビジネス人文庫)です。その中から「ゴールでなく、スタートを目指す」という題でブログを書きました。

本書の中に「求められて生きる」という心に響く文章がありました。

世の中には「求めて生きている人」「求められて生きている人」がいます。「求めて生きている人」は、自分は「こんな仕事がしたい」「こんな役割を担いたい」「こんなポジションに上り詰めたい」「こんなふうに評価されたい」などと思います。その思いがモチベーションになっていることもあるので、それ自体を否定するつもりはありません。 

しかし、周囲を注意深く見渡してみると、常にコンディションよく仕事をしていたり、本当の意味での評価、結果を得ている人は「求められて生きている人たち」です。

「誰よりも早く部長になるんだ!」と息巻いている人よりも、「ぜひ、あの人に部長になってもらいたい」と周囲から求められている人が本当の実力者であり、成果を上げていく人です。 

大事なのは「自分はどこに求められているのか」を理解することです。 もしかしたら、それは会社で出世することや大きなプロジェクトを任されることではなく、町内会の活動をすることかもしれません。あるいは、よき父親や母親として、子どもたちを育てることかもしれません。 

私も長く大学病院にいますから、 「求めて生きている人」と「求められて生きている人」をいろいろと見てきました。 常にコンディションを崩し、もっとも苦しい生き方をしているのは求められていないフィールドで、必死に求めて生きている人です。

一方で、常に安定し、最高のコンディションで楽しそうに生きているのは「自分が求められているフィールド」で生きている人です。 何も、活躍の場は職場のような「お金を稼ぐフィールド」だけではありません。

むしろ、そんなバイアスを持たずに、フラットに「本当の意味で自分が求められる場はどこか」を見つめ、そこで自分の力を発揮しようと思えた人が、もっとも幸せな生き方をしているのだと私は感じます。

◆「求められて生きる」とは「頼まれごとの人生」でもある。人から頼まれたことを淡々とやっていく。すると、その頼まれる方向性が見えてくる。それが、その人の「求められている場(フィールド)」

「求められている場」とは「必要とされている場」のこと。人は、人から必要とされているときが一番輝いている。

「求められて生きる」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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