生きる上での大事な心得
今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな修養論 3』(致知出版社)です。その中から「年をとるほど立派になる」という題でブログを書きました。
本書の中に「生きる上での大事な心得」という心に響く文章がありました。
◆1.これみよがしに、宣伝したり、自慢したりするのではなく、人知れず、静かに身を修めること。
2.孔子は「君子(人格者、徳のある者)とはどういう人かと聞かれたとき、我が身を修養して、「慎み深く」あることだ、と言った。
3.西郷隆盛の人間的魅力の元にあるものは、贅沢を好まず、私利私欲では動かないこと。私欲に淡泊であることだ。
4.「あれを見よ 深山(みやま)の桜 咲きにけり真心尽くせ 人知らずとも」という歌の通り、人が訪れないような山の奥で、誰に気づかれなくてもひっそりと咲いている桜がある。その桜のように、その行為が人に知られなくても「真心を尽くす」ことだ。その姿勢こそが人として美しい道である。
「生きる上での大事な心得」を胸に刻みたい。
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