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自分の強みを見つける

今日のおすすめの一冊は、安田正氏の『超一流の強運力』(ポプラ社)です。その中から「感情ヒューリスティック」という題でブログを書きました。

本書の中に「自分の強みを見つける」という心に響く文章がありました。

運が強い人で、自分の不得意な分野、あるいは他の人と比べて、それほど目立たない強みで勝負している人は一人としていません。ですから、もしあなたが「運を強く」したいと望むのであれば、ぜひとも「自分の強み」を知り、そこで勝負しなくてはなりません。

こう言うと、「そんな強みと言えるほどのものはない…」「自分の強みと言っても、もっとすごい人はいっぱいいるし…」「私には何の才能もないし…」と及び腰になる人が8割か9割でしょう。そんなふうに考えてしまうのは、ごく自然なことです。

なぜなら、そもそも自分の強みの発見はすごく難しいもの。それは、自分にとってはあまりにも当たり前のことだから難しいのです。

精神的・性格的な領域での強みは、特に若いときほど発見されにくいものです。なぜなら、まだ仕事や人生での発展途上にあるので、目に見える結果を出せている人のほうが稀だからです。おそらく、何か自分の興味のあることを何年かやっているうちに、いつの間にか「強み」になっていた・・・というのが現実です。

◆安田氏は「強みの見つけ方」についてこう語る。

強みの見つけ方は、「他人から教えてもらう」方法がおすすめです。今までの人生で人から褒めてもらったことなどです。また、身近な上司や同僚、友達などに恥ずかしがらずに聞いてみてください。人は自分のことはわからなくても、他人のことはよく見えているものです。

自分の「強み」はなかなか見つけにくいものだ。他人から見たら強みでも、自分の中では当たり前のことだからだ。もっと他にすごい人がいるのに、こんなことが「強み」なのか、と人に教えてもらうとびっくりする。

「強み」は、日本一の才能だとか、オリンピックで優勝するようなレベルの話ではない。あくまで、他の人と比べて優れている、とまわりの人が認めてくれた能力をいう。それを磨いたり、深堀したりして、さらに練り上げる

運を強くするため…自分の強みを見つけ、それを磨き続けることのできる人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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