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自分で舞台をつくる

今日のおすすめの一冊は、ゆうきゆう氏の『やりたいことをぜんぶ実現する方法』(海竜社)です。この中から『人生は「継続」』という題でブログを書きました。

本書の中に「自分で舞台をつくる」という心に響く言葉がありました。

実はアメリカの心理学者であるウェイトリーは、多くのビジネスマンを対象にして、仕事で成功しているか、あまりうまくいっていないか調べました。そしてそれと同時に、どういう行動パターンを取っているかを調査したのです。その結果、成功している人ほど、「いろいろな物事が起こるようにする」
うまくいっていない人ほど、「いろいろな物事が起こることに任せる」ということが分かったのです。実際、生活がうまくいっていな人に、「どうすればうまくいくか?」と聞くと「宝くじを当てるしかないかな」というように答える人も多いものです。もちろん、冗談っぽく言うのは分かるのですが、本音の一つと考えることもできます。
すなわちそういう人は、「宝くじ」くらいしか、逆転の方法を思いつかないのです。しかし宝くじも、ただ買うだけで、結局当たるかどうかは他人任せ。自分で行動し、成功をつかむものではありません。すぐにこういう発想をしてしまうということは、普段から「任せてしまう」人で、だからこそうまくいかない…と考えることもできるかもしれません。
大切なのは、とにかくあなたが行動すること。あなた自身が、すべての舞台を作り、人をその上で動かしていくことが必要なのです。ビジネスにおいても、相手の企画に乗っている時点で、あなたはいつまでも、ただの「演技者」です。
どんなに高い出演料などをもらったとしても、それではあなたはいつまでも「任せる」人です。出演料が高い・安いの差はあれども、結局ずっとそのラインです。それよりは、とにかく自分で「企画」をつくること。そうしないと、何も始まりません。もちろんうまくいかないリスクはあるかと思います。とにかく重要なのは、自分で動くこと。
一番上の娯楽は何か分かりますでしょうか。それこそが、「あなたが、何かを作ること」です。あなたが「作る側に回る」こと。生み出すこと。これこそが、何よりも素晴らしい、極上の娯楽なのです。
作った作品の、評価の善し悪しはあるかもしれません。しかしどんな作品であっても、あなたが夢中になって「作る」こと。これこそが、何よりも上質な快感と幸せにつながります。
もちろん、仕事や作品でなくても構いません。新しい企画書を作る、ブログを書く、小説を書く…などなど、何でもOKです。あなた自身が、新しい何かを作る。それこそが、世の中で最大の快感だと言えます。

城野宏氏の「変革のための指針」の中に、こんな一文があります。『与えてもらうのを待っているばかりでは、流されるだけである。まず自分が変われ、さらに一歩変われ』

自分から何もせず、ただ幸運がくるのを待っている人は、自分の人生を歩むことはできません。他人の意見や、声の大きい人に、翻弄(ほんろう)されるだけの、他人まかせの人生となってしまいます。人頼りの人生です

つまり、自らが動かなければ、まわりに動かされてしまうということです。変革を起こすなら、巻き込まれるのではなく、まわりを巻き込むこと。自ら動き、変革を起こす人、自分で舞台をつくる人、でありたいと思います。

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