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アガる言葉、サガる言葉

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 聞く力、話す力』(ビジネス社)です。その中から「好奇心があって人間好き」という題でブログを書きました。

本書の中に「アガる言葉、サガる言葉」という心に響く文章がありました。

人に興味を持つと、「この人のことを知りたい」「話を聞きたい」と思うのがふつうだし、愛だって当たり前に出ます。 愛があれば、テクニックなんて駆使しなくても相手は気持ちよく話せるの。 

だからたとえば、相づちを打つときなんかも、いちいち難しいことを考える必要はありません。自分なりに「いまだ」と思う絶妙なタイミングで頷いたりすればいいだけです。 愛があれば、ぜんぶ愛のあるリアクションになる。だから、どこでどう合いの手を入れても、間違うことがないんだよね。 

もう少し具体的に言うと、愛のある人って、同じ相づちでも「アガる言葉」「明るい言葉」を無意識に選ぶんだよね。 

「いい考えだなぁ」 「素敵~」 「楽しそう!」 「勉強になります」 「それ最高だね」 みたいな感じで、相手がうれしくなったり、話しやすくなったりする言葉でリアクションができる。だから、自然に話も盛り上がります。

言霊といって、言葉には、その言葉が持つ意味と同じエネルギーがあるんです。 つまり、いい言葉には「いい波動」、嫌な言葉には「嫌な波動」が宿っている。 いい波動の明るい言葉を使えば、その言霊パワーによって、言った人も、言われた人も明るい気持ちになります。 

その場の空気まで、カチッと明るいムードに変わる。 そうやって、いい波動のやり取りをしていると、話のなかでポンポンいいアイデアが生まれたり、楽しい発想、ワクワクする情報が出てきたりするんです。お互いに、トクする会話になるの。 

人のかかわりは、愛のやり取りが基本。 それなのに、いちばん大事な愛を無視してテクニックに走るから、うまく気持ちが 伝わらなかったり、誤解が生じたりして、「人付き合いは難しいな」ってなるんです。 

こじれた人間関係を、さらにテクニックで解決しようとすればどうなるか、言うまでもないでしょう。 それで言えば、愛があればテクニックなんて考えなくても最高の人間関係が築ける わけだから、これほど簡単なことはありません。 テクニックを習得するより、まず愛を思い出せばいい。 そしてその愛を大きく育てるうちに、勝手に聞き上手になっちゃうからね。

アガる言葉の反対は、サガる言葉。サガる言葉は、盛り下がる言葉のことだ。相手の気持ちを冷やしたり、暗くなったり、嫌な気持にさせたりする。それが「不平不満」「グチ・泣き言」「悪口・文句」だ。

軽い気持ちで、相手を揶揄(やゆ)したり、からかったり、茶化したりすることもサガる言葉。

アガる言葉は、盛り上がる言葉。相手の気持ちを盛り上げるから、元気がでたり、明るくなったり、笑いが出て、楽しくなる。

愛のある言葉は、「愛語」。口から出る言葉をすべて愛語にできる人でありたい。

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