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サードプレイスを持つこと

今日のおすすめの一冊は、帯津良一氏の『「いい人」をやめると病気にならない』(SB新書)です。その中から「エラそうな人は長生きしない」という題でブログを書きました。

本書の中に「サードプレイスを持つこと」という心に響く文章がありました。

いい人ほど、ムダなお金を使いません。終業後は早く帰宅するため、最短距離の家路をたどる人もめずらしくないくらいです。 確かに、お金と時間のムダにはならないのですが、これではまるで伝書鳩です。ときめく機会が少なくなってしまいます。

週に一度でもいいから真っ直ぐ帰宅せず、職場と会社以外の居場所をつくるべきです。 晩酌は家でやるからいい、とか、家で趣味の時間を楽しむからいい、といった人も 多いでしょうが、ときには真っ直ぐ家に帰りたくないときもあるはずです。こんなとき、逃げ場にもなるときめきの場があると助かるものです。 

まずは家路を最短距離で歩かないところから始めてみてください。ウォーキングを楽しむ感覚で、ちょっと遠回りしてみるのもいいでしょう。自宅の最寄り駅の本屋さんや喫茶店に行ってみるだけでもかまいません。好きな本を買って、喫茶店でおいしい珈琲を飲みながら、読書してみるのもいいものです。

簡単に実行に移せるところから始めてみてください。そして、ときめきの場の楽しさがわかれば、行き付けの店を開拓するといいでしょう。馴染みになると知り合いもでき、結構楽しいものです。

自分の都合のいいときだけ利用できるのも便利です。こうすることで、マンネリ化の日常に変化をつけることができます。ちょいワルは寄り道の達人と言えます。ちょっとした寄り道でも、ときめくことができるのを、よく知っているのです。

「寄り道」はなにも、行きつけの飲み屋や居酒屋だけを言うのではない。ほっとくつろげるカフェや飲食店、シェアオフィスや、サウナや温泉、本屋、図書館等も同じだ。それをサードプレイスという。

サードプレイスとは第三の場所という意味だが、自宅や職場あるいは学校とは別に存在するとびきり居心地のいい場所、ストレスを発散できる場所のことだ。

ヨーロッパではパブやカフェが飲食目的だけでなく、自由な交流の場として機能していることから、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した概念だ。

サードプレイスを持つことはとても大事。

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