見出し画像

あなたは何度失敗したか?

今日のおすすめの一冊は、高橋恵氏の『百年人生を笑って過ごす生き方の知恵』(致知出版社)です。その中から「見方を変えると味方が増える」という題でブログを書きました。

本書の中に「あなたは何度失敗したか」という心に響く文章がありました。

アメリカでは面接の話で、「あなたは、何度失敗しましたか」「あなたは、何度会社をつぶしましたか」と聞かれるそうです。 失敗したこと、そこから何を学んだか、それがその人の人間力を計るバロメーターだからです。 

この話を聞いて妙に納得しました。 日本ではまず考えられません。 面接する側も、される側も、失敗は人生の失点と思っているからです。 だから、極力失敗しない道を歩くことが正しいと思っているのです。 

失敗も苦労もない人生は、それはそれで平穏無事の悪くないものかもしれません。そのことを否定はしません、人生フルコースの私ですから、かつてはそういう道に憧れもありました。 でも、今は失点の多かった難ある人生を進んだことを有難く思っています。 

私はフルコースの人生により、密度の濃い日常を過ごし、人と人との間の宝、絆をたくさん得たからです。 苦しい時に支えてくれた友達、苦しい時に体験した学びは、かけがえのない宝となっています。 

あなたの魅力は、苦しい時にこそ磨かれ、深みが増すのです。 だから、失敗したからと落ち込んで、自暴自棄になり人生を棒に振らないでくださ い。 人生の艱難辛苦は、あなたの魅力を何倍にも輝かせているのです。 次の挑戦も自信を持って挑んでください。 失敗した分、次の挑戦では成功へと近づきます。それを繰り返せば、やがて目標が達成されるのです。

吉岡秀人氏は失敗についてこう述べている。(1歩を踏み出す50のコトバ/すばる舎リンケージ)より

失敗というのは、成功の反対じゃない。成功の一部だ。本当の失敗は「何もしないこと」

失敗をいいかたちで、次の成功につなげるためにはどうしたらいいか?まずは、「必ず行動する」癖をつけること。そして、「失敗は、成功の一部だ」と認識することだ。

エジソンは電気を発明する前に、すごい数の失敗をした。結局なぜ発明できたかというと、単純な話、エジソンが言っているように、「成功するまでやったから」。それぐらいのノリで考えたらいい。失敗に関して過度に、重たい意味を持たせるからダメなんだ。

「失敗することを恐れるより,何もしないことを恐れろ」とは、本田宗一郎の言葉。多くの人は失敗を恐れて挑戦しない。つまり、何もしないことを選ぶのだ。そして、チャレンジしなかったことを人生の終わりになって後悔する。

失敗を恐れず行動する人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?