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機転が利く人

今日のおすすめの一冊は、齋藤孝氏の『人生は機転力で変えられる』(青春出版社)です。その中から「才能とは続けること」という題でブログを書きました。

本書の中に「機転が利く人」という心に響く文章がありました。

会話が終わり、相手と別れた後で、「あのとき、こう切り返しとけばよかった…!」「あの言葉は外しちゃったなぁ」と思ったこと、ありませんか?

あるいは、機転を利(き)かせていい受け答えをし、すっかり相手と仲良くなってしまう人と同席したとき、すごいと思うと同時に、「こんなふうに機転が利いたらいいけど、自分はそういう性格じゃないからなぁ」と、ちょっと悔しい思いをしたことはないでしょうか。

たしかに、機転が利くというと、生まれつきの性格や育った環境で決まるように思われがちです。しかし、これは先天的な能力ではなく、「技」です。大人になってから身につけられるのです。

コミュニケーションにはどんな要素があるか?大きく分けると、「聞く力」と「話す力」、「その他の力」の三つがあります。

「聞く力」には、話のポイントを的確につかむ「要約力」、相手から話を聞き出す「質問力」、話を拡げる「展開力」、話を理解するための「情報力」、相手の話に共鳴する「共有力」、キーワードをもとに会話を広げる「メモ力」、があります。

「話す力」には、話をまとめて分かりやすく伝える「プレゼン力」、決められた時間内に自分の考えを伝える「コメント力」、話をやわらかくする「ユーモア力」、などがあります。

「その他の力」には、TPOに合わせて自分を変える「修正力」、相手がどういう人かを見抜く「観察力」、相手の状況や本音を見抜く「キャッチ力」、対局的に、冷静に問題を解決できる「図化力」、トラブルや相手が怒っているときに対応する「謝罪力」、などがあります。

コミュニケーションをこれらの要素に分け、日々の会話で自分がどれだけできているかを意識する。そしてできている部分をさらに伸ばし、足りない部分を補うようにする。つまり訓練するのです。個々の要素を磨き、技として身につけていけば、おのずとコミュニケーション力は高まる。意識することで私たちの能力は想像以上に高まります。

◆アメリカの第40代大統領のレーガンが大統領に就任して間もない頃、狙撃され救急病院に運び込まれた。弾丸摘出の手術前に、医師たちに向かってこう言ったという。「ところで、あなた方はみな共和党員だろうね?」

そのウイットのセンスに、大統領としての人気は一気に高まったという。とっさのときに、気の利いたひと言やユーモアを言える人は魅力的だ。どんなに切羽詰(せっぱつま)っても、そこに余裕を感じるからだ。

機転力を身に付けたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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