見出し画像

台湾を左回り旅(2) 十分、九份、基隆編

2週間かけて台湾を左回りする旅。2日目は台北から東側の十分、九份、基隆へ行ってきました。十分、九份は"ザ・観光地"ですね。人とお店がいっぱい!


十分

台鐵(国有鉄道:在来線)を台北→八堵、八堵→十分と乗り継いで十分駅に到着(時間帯によっては八堵乗り継ぎでないので注意)。
十分駅のある平溪線はローカル線で電化されていません(線路の上に電線がありません)。山の中をディーゼルエンジンを唸らせながら走ります。

十分駅

歩いて十分瀑布へ

駅から降りてすぐに線路の両側に店が並ぶ一帯があります。
とても気になりますが、まずは十分瀑布に向かいます。

駅を降りてすぐの光景、線路?歩道?

でも、途中で雞翅飯を買ってしまいました。一見鶏肉の塊のようですが、中に味付けされたご飯が入っていて、外側の肉と中のご飯を一緒に食べると美味しい!
ビールにも合いそう。

雞翅飯

途中には吊り橋が複数あり、お土産屋や食べ物屋もあり、十分瀑布に着く前も楽しめます。

橋のひとつ

途中には不思議な馬たちも。台湾人にとっては不思議ではないのかな?

馬?たち

十分瀑布に到着

音と水煙が凄くて迫力があります!
「台湾のナイアガラ」とも呼ばれるそうです。

十分瀑布

↓滝の音と映像はこちら。

天燈飛ばし

先程の線路が通路になっているところに戻ってきました。
ここは「天燈」と呼ばれる紙製のランタンに願い事を書いて飛ばす場所として有名です。本当は春節から数えて15日目にあたる元宵節に行う風習だそうですが、ここでは年中無休!です。

天燈飛ばし

ちなみに、色の意味とお値段はこんな感じです。

天燈の色の意味と値段

もちろん列車が来る時は、みんな線路から出ます。

列車通過

線路の上に電線がない路線だからこそ「天燈飛ばし」ができるのですね。
観光需要上、永遠に電化されないかも?。。。

九份

十分から平溪線で瑞芳へ行き、そこからバスで九份老街まで向かいました。

九份方向へのバス停

九份方向へのバス停は瑞芳駅前にはありません。
駅を出て、左方向に数分歩きます。↓

九份老街入り口

帰り方向のバス停の位置と時刻表等を確認後に、九份老街入り口から散策スタート。

九份老街入り口

入ってすぐのお店で、さっそく昨日食べられなかった牛肉麺を食べました。

牛肉麵

急斜面に張り付くように街が形成されています。斜面の路地の両側に店が並び、観光客はお店に立ち寄りながら散策します。

斜面の両側にお店

離れて見てみる

斜面の下には、海が広がります。

街から見える海

海側に移動して、街全体を見てみました。
斜面に建物が張り付いています。

海側から見た九份の街

九份の歴史

もともとは小さな集落だった九份は、1893年に金鉱が発見されて大繁栄しましたが、1971年に鉱脈が枯渇して閉山し急激にさびれたそうです。ところが、1989年に九份等がロケ地の映画「非情城市」が、ベネチア映画祭でグランプリを取得して大ヒットして一挙に人気の観光地となり、今に至るそうです。
かつての大繁栄の痕跡として、鉱山への入り口が街の片隅にひっそりと残されています。

かつての鉱山の入り口

空いているトイレ

九份老街入口セブンイレブン前のトイレと違って、ここは空いていてきれいです。

夕景

辺りが暗くなって、幻想的な雰囲気になってきました。

豎崎路

ノスタルジーを感じてしまう九份は、「千と千尋の神隠しのモデルではないか?」との説がありましたが、宮崎駿さんが否定されましたね。

阿妹茶樓

中国語で急に話しかけられて「?」となったら、ハッと気がついて英語で写真撮影を頼んで来る人がいました。台湾人と日本人の外見は似てますよね。服装がちょっと違うかな。なので定かではありませんが観光客の大半は台湾人のようです。日本人定番観光スポットの京都や箱根に、外国人も観光に来ているようなものかな。

観光客

名残惜しいですが、次の目的地のために九份を後にします。

基隆

基隆へのバス 人手不足により減便

九份老街バス停に、九份から基隆へのバス(基隆旅客交通788)についての張り紙がありました。
翻訳ソフトによると、「788シフト調整のお知らせ。ドライバーの大幅な減員により、当路線は当初発表していた運行を維持できなくなりますこと、誠に申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 (以後省略)」とのこと。
日本国内ではバスの乗務員不足によって、路線の運休や減便が起こっていると報道されています。台湾でも乗員不足という同じ問題を抱えているようですね。

九份から基隆へのバスについての張り紙 (2023.8.31撮影)

九份老街のバス停ではバス待ち行列になっていました。私は座ることができましたが、立っている人も多く満員状態です。この後、バスは豎崎路入り口にある九份派出所バス停に停車しますが、そこでバスを待たなくてよかったです。20分ほど走って、バスが瑞芳バス停に停車すると、殆どの人が降りていきました。ここから台鐵で台北に帰るのでしょう。
バス停の位置はこちらです。↓

基隆到着

1時間程バスに揺られ、基隆に到着しました。九份は降っていなかったのに、ここに着いたときは激しい雨。雨宿りしていたら小降りになってきたので、港のライトアップを見てきました。

基隆港

基隆に立ち寄ったのは、夜市で夕食を食べたかったから。

夜市についた頃は、雨が止んでいました

賑やかな夜市を歩き回り、色々食べました。

現物を指さして注文したので正式名わかりません。美味しかった!

基隆駅に向かおうとしたら、地図と道路の標識が指す方向が違う?。。。
基隆駅は別の場所に綺麗に建て直されていました。台鐵で台北へ帰ります。

綺麗に建て直された基隆駅

建て直された駅の場所。↓

#旅行 #台湾 #台北 #十分 #九份 #基隆 #夜市 #平溪線 #吊り橋 #十分瀑布 #天燈 #ランタン #幻想的 #夕景 #わたしの旅行記 #旅のフォトアルバム  

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?