見出し画像

アマゾンの配達員さんに感激したこと

それはきょう10月12日(木)のことだった。

美人百花11月号に妻のマダムれいこが掲載され、雑誌の発売日がきょうだったのでまとめて30冊注文していた。

ところがお昼の時間はホテルのビュッフェで食事を取り、東京行きの切符を手配しに外出していたから、不在連絡票が入っていた。

戻ったのは17時を過ぎていたので当日配達はNG。しかたなく明日13日(金)の夜に再配達を設定した。

と同時に娘が頼んでいたグッズは特段要らなくなったので届いていないのならとキャンセルしようとしていた。

ところが!

ピンポーン! アマゾンの配達員さんが夜7時過ぎに来ているではありませんか。もしかして気を利かして再配達してくれたんじゃと思ったのだ(個人事業主で働いている人が多いので、自分の裁量でもう1回訪ねにくることもあるようだ)。

兄「明日に再配達指示されてあったようなんですけど、おられるのならと思って持って来てみました。アプリを触ってあったようなのでもしキャンセルとかならぜんぜんいいです」

見ると、私が注文した雑誌と娘の注文したグッズだった。

雑誌は早ければ早いほどうれしい。一方のグッズは持ってきてくれているのなら、受け取っていても良い。

見れば、やさしそうな好青年だ。

ひ「あ、これ、この重たさからしたら、たぶん雑誌だと思うから受け取るね。グッズのほうもせっかく持ってきてくれたんなら受け取っとくよ」

兄「いや、ぜんぜん持ち帰っていいっすよ。無理やり受け取らせたらいけないことになってますから・・・・・・」

ひ「いや大丈夫。グッズは受け取ってもいいものだから。いずれ使うかもしれないし、せっかくお兄さんが気を利かして1日早く雑誌を届けてくれたんだから。ぜんぜんいいよ。アリガト! またよろしくね!」

兄「そうっすか。ありがとうございます」

ギスギスしたように思える世の中で、ほっこりとしたできごとだった。初めて会う配達員のお兄さんだったが、アプリよりも先に取りあえず持ってきてくれたのだ。「どうせセンターに戻るからキャンセルでもぜんぜんいいっすよ」という気づかいがうれしかった。

Uberにしてもアマゾンにしても個人事業主でやっている人は多いし、中にはひどい扱いをされたというコメントも目にする。しかし幸いなことに私は一度も嫌な想いをしたことがない。

相手も人間だ。不在で何度も配達しなければいけないこともだるだろう。お客によってはいきなり苦情を言う人もいるだろう。しかし彼らがいてくれなければ、届けてほしいものは届かない。その意味できょうの出逢いは何か人間味を感じるできごとだった。

配達員のお兄さん、ちょっとした気づかいをしてくれてありがとう。おかげできょうもいい一日だったよ。


美人百花11月号


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?