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マイアミオープン フェデラー優勝

マイアミオープンの決勝戦が行われ、優勝者が決定しました。

フェデラー選手圧勝で通算101勝目を飾りました。

ATPマスターズ1000での優勝は、37歳にして、超一流の選手でいるという絶対の証明となりました。

素晴らしいの一言です。

しかも、前週に行われているインディアンウェルズでも決勝まで残っています。

インディアンウェルズの大会2週間、マイアミオープンの大会2週間の合計4週間を戦い切っての優勝ですから、技術やその他の何よりも、体力の維持が誰にも越えられない、唯一無二の武器といえます。

フェデラー選手は、現在世界5位でランキングポイントは、4600ポイントです。

昨年は初戦で敗退しているため、10ポイントの獲得で、今回は優勝なので、1000ポイントを獲得となり、その差の990ポイントが付与されます。

合計5590ポイントとなり順位を1つ上げて、世界ランキング4位となります。

順位は1つ上がるだけですが、3位のズベレフ選手を500ポイント以内となり、射程圏内となります。

また5位の差も大きく開き、ひとまず不動の4位の座を手に入れました。

もう一つ順位を上げると、ジョコビッチ選手、ナダル選手、フェデラー選手のビッグスリーが復活します。

イスナー選手はこの大会の前回優勝者でしたので、昨年の1000ポイントと今回準優勝の600ポイントの差400ポイントを減点する事となります。

もともと、優勝してポイントがキープできるという状態でしたので、400ポイントの減点に抑えられた事を、良かった事と捉えるべきです。

結果、合計が4000ポイントをキープできて、トップ10以内に残ります。

第8シードまでに入る可能性が高く、かなりの体力的な恩恵も受けますので、上位が狙える環境に引き続き身を置く事ができます。

両名の健闘に賛辞を送りたいと思います。

フェデラー選手とイスナー選手の2人は、30代ベテラン同士の対戦となりました。

今回の大会では、多くの若手選手が上位へ勝ち残り、とても見応えがありました。

事実、ベスト4の準決勝では、2名の若手しかも20歳以下の選手が、それぞれフェデラー選手、イスナー選手と対戦しました。

25歳以下の若手選手が、トップ30以内に多く在位しています。

今までは、ジョコビッチ選手、ナダル選手、フェデラー選手とその他の上位選手でかなりの勝利を占めていましたが、2019年は若手も上位を狙ってくる年となりそうです。

次回のATPマスターズ1000は、ヨーロッパシリーズで、クレーシーズン(土コート)に入ります。

モンテカルロ、マドリッドそして全仏と、大会が目白押しです。

どんなドラマが見られるか、楽しみにしておきましょう。

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