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佐渡の住宅は崩壊可能性が高い。国・県・市で耐震補助予算増額を。

令和6年能登半島地震のニュースを見ていると、人的被害が大きいのは家屋の崩壊です。

YouTubeでも解説しています。こちらもご覧下さい。


43年前に適用された新耐震基準の建物は崩壊の可能性が低いのですが、私が調べた限りでは珠洲市の新耐震の建物割合は平成30年度末時点で51%、佐渡市は平成25年度末時点で41.5%(持ち家は36%)、全国平均は87%です。

旧耐震基準:昭和56(1981)年5月まで
新耐震基準:昭和56(1981)年6月~平成12(2000)年5月
現行耐震基準:平成12(2000)年6月~

佐渡市の耐震改修工事補助制度の予算は昨年度まで年間10~20万でしたが、市の事業に県が一部補助している事もあり、今年度から225万円と大幅に増額となっています。(それでも少額ですが。。)
しかし、補助金申請は9月末までとなっておりますので、現時点での申請はできないかと思いますが、大本の新潟県に働きかけ、今年度中に補正、また、来年度予算を大幅に増やすなど、1日も早く耐震化工事をして貰えるよう進めたいと思います。
※中川隆一県議にも新潟県へ働きかけをして欲しいとお願いし、自民党県連とも調整して頂けることとなりました。

また、この状況の中、国としても何かしらの支援が必要だと思います。
私が共同代表を務めている「積極財政を推進する地方議員連盟」としても、国会議員に働きかけたいと思っています。

住宅の耐震に不安を感じている方は予算が確保できましたら、補助金申請して頂ければと思いますし、それを待てない方は自費で、もしくは、シェルター等の導入を進めて頂ければと思います。

※小学校から登下校時に倒壊危険性がある建物やブロック塀の近くは通らないで下さい。との注意喚起の連絡が来ています。
地権者の同意を得て撤去できるブロック塀は全て対応していますが、同意を得られず撤去できないブロック塀もあります。
保護者の方は通学路にあるブロック塀から離れて歩くよう、お子さんにお伝えください。

・[佐渡市]住宅マスタープラン(佐渡市住生活基本計画)https://www.city.sado.niigata.jp/site/plan/2627.html

・[佐渡市]耐震改修促進計画https://www.city.sado.niigata.jp/site/plan/2595.html

・[新潟県]耐震すまいづくり支援事業についてhttps://www.pref.niigata.lg.jp/sec/jutaku/1356787010851.html

・[佐渡市]木造住宅耐震[診断費]補助金住宅1棟当たり10万円を上限https://www.city.sado.niigata.jp/soshiki/2020/3934.html

・[佐渡市]木造住宅耐震[改修費]補助金
住宅1棟当たり65万円を上限https://www.city.sado.niigata.jp/soshiki/2020/48894.html

・[佐渡市]危険ブロック塀等撤去費補助金
対象工事費(税抜)の3分の2以内(上限10万円)
https://www.city.sado.niigata.jp/soshiki/2020/49319.html

・[新潟県]耐震シェルターの設置をご検討くださいhttps://www.pref.niigata.lg.jp/sec/jutaku/0540609.html

・[新潟市]耐震シェルター等設置補助事業https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/jyutaku/kenchiku/jishin/taishin/shelter.html

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