熊野古道 馬越峠を行ったり来たり 6 Hiroshi Kamitaka 2023年12月11日 10:36 石畳のつづく熊野古道・馬越峠(まごせとうげ)を歩いてきました。紀北町から尾鷲の町へつながる道です。 ヒノキとスギと雑木の人工林の道のような気がしました。石畳だって、ずっと敷き詰めてあります。 木漏れ日というのか、南から光は歩くものを照らしてくれます。夏でも気持ちいいかもしれないな。 こんな青い実は初めて見ました。なんていう植物なんだろう。 馬越峠は332m、天狗倉山(てんぐらさん)まであと200mほどもあるらしいのです。 季節は秋、数少ない黄葉がホッとさせてくれます。 お昼前でしたけど、この花はいつ咲くんだろう。朝かな? 夜かな? 尾鷲の町が見えました。このほんの少し開けたところに何万人もの人たちが暮らしているんです。そんなの当たり前か。 この少し上に岩だらけの山頂があります。そちらでは写真は撮れなかった。 尾鷲の港はあそこにあるんだな。海が光っている。 これがうちのカメラの最大の望遠です。 葉っぱにも光。こういうのを味わいつつ峠歩きをしました。尾鷲の町へ行くことは諦めて、クルマに戻ることにしました。 天狗倉山の山頂には、どういうわけか岩がゴロゴロしています。どうしてこんなてっぺんなんでしょう。転がっていきそうです。 もう一度峠のところまで降りてきました。さあ、まだ早いけど、帰ることにしました。 行く時に数えた道標に見送られながら、同じ道を下りました。でも、左足でしか降りられなくなっていました。右足はもうガタガタになってたんだ。 #熊野古道 #馬越峠 6