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地球温暖化は大気温度より海水温度

二酸化炭素排出増加による地球温暖化が世界的問題になってから久しい。実際においても気候の変化、特に異常気象は起きていて日常生活に大きな影響を及ぼしている。地球規模の温暖化とは何かを考えると大気の温度、気温がどう変化しているか。どれほど気温が上昇しているかが問題となっている。それはそれで問題なのだが、気温もさることながら海水温度も重要な指標だ。というより海水温度の方が気温よりも重要なのではないか。海水表面の面積は陸地のそれより広く大きい。地球表面のおよそ7割が海と言われる。水と空気の比熱容量どれだけ違うのだろうか。ググってみてウィキペディアを調べると空気(乾燥)は1.01×103 J/kg/Kに対し水は4.18×103 J/kg/Kで水が空気の約4倍。海水のデータは調べた表になかったのでおおよそ水と同程度ととりあえずみなしておく。但し、単位は単位重量当たりの値だから地球上の空気と海水が重量としてどの程度差があるのかを考慮する必要がある。海抜ゼロでの気圧は基本1気圧。これは水10メートルの圧力に相当する。つまり、海の海面から10メートルの深さまでの海水が大気の重量と同じことになる。海の深さが仮に平均1,000メートルとすると単純に1,000/10 = 100倍の重量となる。海の表面でざっと水の熱容量は重量すなわち質量が100倍×比熱容量が4倍で計400倍となる。以上の計算はもっと正確精密に計算比較する必要はあるだろうが何れにせよ地球温暖化を考えるとき大気もさることながら海水温度を無視するわけにいかない事は明白だろう。では何故あまり議論とならないのだろうか。思うに海水温度を調べるのは容易なことではない。まず海は広い。また縦方向の温度分布が良く分かっていないのではないか。大気は100メートル標高が高くなると0.6℃下がると言われている。これに対し海の深さと海水温度との関係は大気の標高と気温の関係ほどに単純ではない様だ。つまり予測しづらい。海水温度のデータについても地球規模で知る必要がある。調べる必要がある。
「50年に一度の豪雨」など最近の気象・天気に関する報道はもはや良く耳に慣れて数字が一桁間違ってないかという程度の印象となってしまった。台風や豪雨の元は海水表面から出る蒸気だ。海水の蒸気がエネルギー源となっている。気温の上昇よりも海水温度の上昇こそが直接の異常気象につながっているのだ。

地球温暖化を考えるとき大気温度、気温より海水温度である。


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