新型コロナ感染が世の中に広がって、2年以上が経過しました。様々なことが日々議論され、誰しも初めての経験であることから、憶測や偏見で語ることは当然ながらまったくできない中、我々設計者としてできることは何だろうということを考える毎日でございます。

そんな中で、ここ最近ご要望を多く頂いている項目として挙げられるのが、『玄関ホールの洗面化粧台』ではないでしょうか。うがい手洗いが日常生活で染み付いている日本人としては、非常に理にかなったご要望であると思います。

そしてそのご要望をさらに進化させて増えてきたご要望としては、『玄関ドアを開ける前に手洗いうがいができるスペース』が挙げられます。ここまでいけばさらにご安心してお住まいで過ごすことができることでしょう。

こちらのお住まいは玄関ポーチにうがい手洗いができるスペースを確保いたしました。いつでも清潔に保ち、ご家族の日々の生活に少しでもご安心頂ける要素になることと思います。

コロナが終息した後でも、我々日本人にとって、最適でスタンダードな空間になることを期待しております。

浦　広志