働くなくてよいと人はどうなるか
14年くらい前の事である。どうにもこうにも働くのが苦痛で仕方なくなった。苦痛だけではない。仕事の中で何かしら挑戦するものがない。そうなると仕事をしていても退屈な日々を過ごす。数年間というもの恐ろしいほど退屈だった。お金をもらいながらこういった贅沢なことをしていた。しかし当時のわたしはそうだった。
なぜこんなに苦痛なんだろう。挑戦するものがないことがどれだけ退屈なのか。毎日が日曜日のようだった。しかも豊洲に所在地があったその職場ではめずらしく在宅勤務でさえ許されていた。わたし