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東京の暮らし

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東京で暮らしについて教育、家族、生活一般、エンターテインメントを取りあげます。対価に見合った価値を与えているか。大学生に向けて書いています。
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記事一覧

ダイバーシティ(多様性)をめぐる三つの疑問

1980年代の名古屋市。200万人の人口のうち外国人は少なかった。3人兄弟の末っ子である…

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夢判断で神経症は治るのか

30年前に職場で働く同僚がうつ病と診断された。診断後は自宅で1年間静養。埼玉にある彼の自…

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神経症は予知できないのか

30年前の今頃わたしは失意のどん底にいた。場所は渋谷にある日本コカ・コーラ渋谷オフィスだ…

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誰もがプロンプト・エンジニアになるわけではない

2022年11月にOpenAIがChatGPTを発表。そのバージョン4は月額20ドルで使えた。下位バ…

Hiroshi Hatano
10日前
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心の不調を軽く見ないように

40歳手前だった。どうにもこうにもやる気が起きない。ずっとゴロゴロと寝ていても疲れがとれ…

Hiroshi Hatano
10日前
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スマホとSNSの危険

2000年代といえば何を記憶しているだろうか。大学生の読者の皆さんはまだ生まれていない。…

Hiroshi Hatano
2週間前
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働くなくてよいと人はどうなるか

14年くらい前の事である。どうにもこうにも働くのが苦痛で仕方なくなった。苦痛だけではない。仕事の中で何かしら挑戦するものがない。そうなると仕事をしていても退屈な日々を過ごす。数年間というもの恐ろしいほど退屈だった。お金をもらいながらこういった贅沢なことをしていた。しかし当時のわたしはそうだった。 なぜこんなに苦痛なんだろう。挑戦するものがないことがどれだけ退屈なのか。毎日が日曜日のようだった。しかも豊洲に所在地があったその職場ではめずらしく在宅勤務でさえ許されていた。わたし

英語雑誌の理解にChatGPTを使わない

2022年11月にOpenAIがChatGPTを発表した。一般の人にも一部無料開放。瞬く間に登録者が…

Hiroshi Hatano
3週間前
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DEI推進の懸念

40年以上前に大学に入学した。その大学はいまでも外国人の多い大学として知られている。東京…

Hiroshi Hatano
3週間前
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能登半島支援へのお礼

能登半島地震から100日が経った。地震からの復旧には時間がかかる。応援も必要だ。 ニュー…

Hiroshi Hatano
3週間前

頑張る移民労働者

昨日、「コンビニで働く移民が経済を支える」という題で文章を書いた。まだ頭の中であの文章で…

Hiroshi Hatano
1か月前
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ゴジラには存在意義があるのか

子供の頃に最初に映画館で見た映画。それはゴジラ映画だった。たしか小学生だった。古ぼけた劇…

Hiroshi Hatano
1か月前
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コンビニで働く移民で経済を支える

2011年から首都圏の大学で国際経営を教えた。その授業に参加してくる大学生は神奈川県に住…

Hiroshi Hatano
1か月前
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AIドクターは現れるか

かなり前のことになる。日本人男性の2人にひとりはがんになる。がんと診断された場合は放射線治療をしなければならない。がん細胞が消えた後も通院をして再発しないようにする。このような話を聞いた。実際にこんなこと起こるのだろうか。 わたしの家系ではがんはほとんどいなかった。診断された人は少ない。父や母はどうではなかった。まわりで2人に1人というはない。 ところがここ20年でわたしの親戚でがんと診断された人たちがぽつりぽつりと出てきた。兄はそうだった。親戚のおばさんもそうだった。姉