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スペイン人夫との喧嘩で気づいたこと【国際カップル】

こんにちは。ひろしまんです。お元気ですか?ちょうど先日スペイン人夫と「喧嘩」というよりすれ違い(?)のようなことが起こったので、備忘録としてこの記事を執筆しています。

お互いの性格上、今までもこれからも「怒り」の感情がむき出しの言葉で口論し合うということはしないしすることもないですが、お互い違う人間なうえに育った国も違うので、意見の食い違いはしょっちゅうです。

その喧嘩(というより意見の食い違い)で自分が改めて気づかされたことがありました。後ほど自分が同じミスをしないように、相手を傷つけることがないように自戒を込めて書きます。

国際カップルならあるあるな内容(国際カップル関係なくお付き合いしている相手がいる方全員かな)だと思うので、共感してくれた方はぜひハートをお願いいたします!
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その主張は今必要なことかを考える

今回の喧嘩(すれ違い)は、「日本語の資格試験を受験してほしい」ということが発端でした。(国際カップルならあるあるかな?)私のスペイン人夫は日本に留学したことがあるので日本語も話せますし、日本でのアルバイト経験もあるので、ある程度漢字も読めるのですが資格を持っていませんでした。

私は「受験するのに十分な日本語能力なのにもったいないし将来のVISA取得のために受験しておいて」と思っていたのですが、夫は乗り気ではなくそこですれ違いが起きました。

ただ、後から冷静に考えてみると、「今」VISA申請をするからその資格が必要というわけではないので別に現状なくても問題ありませんでした。たしかにあるに越したことがないですが、本人が内的要因からやる気を出してもらわないと意味がないので(私から小姑のように口うるさく言うのは相手にとって負担)私が今イライラする必要はないなと思いました。

むしろ、今なくていいことを相手に強制させようとしていたので申し訳ないなと反省。どっちにしろいずれせざるを得ない状況はやってくるので、その環境要因にまかせて焦らないでおこうと学びました。

夫にばかり求めるのは筋違いなので、私もカタルーニャ語(夫はカタルーニャ地方出身なので、スペイン語というよりカタルーニャ語の方がネイティブのため)を本腰入れて勉強しようと思います。

パートナー(夫)は「私」ではない

私は当時「日本語の資格試験の勉強をする理由はこんなにもある」「受験まで時間もある」から勉強しないに越したことはない、しない理由はないと思っていました。合理的に考えて今始めておいた方がいいでしょ、別に苦じゃないし、と考えていました。

ただ、のちのち考えてみたら「夫は私」ではないので、当たり前ですが私と同じように行動できるわけではありません。逆に言えば、夫にとって簡単でできること・したいことも私にとっては苦痛でやりたくないというものもあります。(当たり前すぎて皆さんはぽかんとなっていらっしゃるかもしれませんw)

私はその時「○○▼▼で合理的な理由がたくさんあるからもちろんするでしょ」みたいな自分基準で物事を考えていることに気づきました。自分基準で自分の価値観で判断をして、勝手にスペイン人夫にイライラしていたなと内省しました。夫の中でどのような方法がベストであるのか、を考えていく方がお互い尊重し合えると思いました。(この文章を書きながら、夫からストレスをぶつけられたことは一回もないので、この考え方は夫はできていて私がシンプルにできていなかっただけだとより反省。。。)

わたし色に染めようとしない

「やる気がない」「勉強して」の主張になったとき、私は「勉強したほうがいい理由を論理的に説明したら納得してくれるだろう」と思っていました。

これまた当たり前ですが、私がそれで勉強する気になれるのは「合理的・論理的な説明で納得したらできる人」であって、その価値観ではない夫に言っても意味はありません。スペイン人夫には自分の中のやる気スイッチがあると思うので、私の価値観で説明しようとしていたのは反省点でした。

また、こういったらしてくれる、分かってくれるだろうというのはある意味「私のようになってほしい(わたし色に染まれ)」的な要素もあったなと思います。それは夫自身の人となりを受け入れるというより私の都合のいいように夫を変えようとしていた一面もあると感じました。今後同じことがないように気を付けたいです。

一緒にいることが当たり前ではない

どれだけ喧嘩しても一緒にいることは変わらないだろう、と謎の自信を持っていましたが、別れたいと思えばいつでも別れられるということを忘れてはいけないと感じました。

どうせ別れることがないから自分に都合のいい主張や喧嘩をしよう、国際カップルだから喧嘩は当たりまえ、という考えでは愛想を尽かされて離婚・別居、につながりかねません。「これはあなたのためなんだ」という自己満足な主張にならないように、「相手の立場になって」考えることが大事だと痛感しました。
感謝を忘れずに、ですね。

国際カップルは喧嘩がつきもの

何をもって喧嘩とするのか、どこから喧嘩とするのか(私たちはすれ違いは多くあってもイライラをぶつけ合う喧嘩をすることはこの6年間の付き合いで1,2回程度)で違うと思うのですが、とはいえ国際カップルは喧嘩がつきものです。

同じ国同士のカップルですら喧嘩するのですから、国が違う者同士が付き合えばそれはもちろん食い違い起こりまくりですよね。
「私だけかも」と思わず、「国際カップルならみんな経験する登竜門だ」と思って乗り越えていきましょう。
きっとその喧嘩・すれ違いを乗り越えられたらより強靭な絆が生まれるはずです。世の国際カップルの皆さん、頑張っていきましょう!


<余談>よくネット媒体で「喧嘩するほど仲がいい」というのを見かけますが、皆さんほんまに「喧嘩」してますか?私たちは「怒り」という感情を伴った罵声などは必要なくて、お互いに冷静に意見を主張し合って落としどころを見つけよう、となるタイプなので本当に喧嘩の経験がないんですよね。(というか私がいらいらすると黙ってしゃべらなくなるタイプw)
皆さんの経験もぜひシェアしてくださいね!

YouTubeもぼちぼちですが更新しているので、ご興味ある方は是非ご覧ください!


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