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ゴルバチョフ元ソ連最高指導者死去‼冷戦を終わらせ鉄のカーテンを崩した彼の功罪を振り返る

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昨日2022年8月31日、ソ連最後の書記長、そして最初の大統領として1985年からソ連崩壊の1991年12月26日までソ連の最高指導者を務めたミハイル・ゴルバチョフ氏が91歳で死亡しました。ゴルバチョフ氏については日本を含む西側諸国で「冷戦を終わらせた人物」として称賛されノーベル平和賞を受賞した一方でロシアでは偉大なロシア、ソ連を破壊し90年代の混乱を招いた人物として評判が悪く、またリトアニア、ジョージア、アゼルバイジャンなどでの弾圧、チェルノブイリ原発事故の隠蔽、そして2014年のロシアのクリミア半島併合肯定発言など否定的な意見も数多くあります。本記事では彼の功罪、歴史的意義、現ロシア大統領プーチンとの関係などを振り返っていきます。

ソ連邦崩壊の契機になったリトアニア「血の日曜日」事件とは⁉

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