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いい子の仮面

ヘルスカウンセラーになって3年半、ヘルスカウンセリング学会主催のセミナースーパーバイザーとして1年を経た2012年9月17日に私が書いたブログ記事。


●いい子の仮面をかぶっているのに疲れたのではないか、自分もそうだ。
●たまったストレスが、何かが引き金になって、一気に爆発したのだと思う。
●心の寂しい人だ。大切だと思える人や何でも話せる関係、出会いがなかったのではないか。
●居場所がなかった時、自分も人間を壊したかった。学校という集団の場にいても、みんなで壁に向かってキャッチボールをしているようなものだ。
●やりきれない気持ちをどこかでバランスを保っているか、そうでないかの違いに過ぎない。

寺内義和「されど波風体験(2005、幻冬舎ルネッサンス)」

これらは、不登校や授業崩壊、少年事件に対する生徒の感想文の中の一文だそうだ。
いい子の仮面
たまったストレス
大切だと思える人
何でも話せる関係
居場所

 :
これら対処の発露としての不登校、授業崩壊や少年事件は、あまりにも悲しすぎると思わないか。
その1つ1つに、われわれSATカウンセラーは、対処技術を持ち合わせているではないか、と思う。


11年前の私は、こんな思いを抱いていたのか…。
なにを隠そう、私自身が、幼い頃から、「いい子の仮面」をかぶり続け、苦しい時が長かった人生なぁと思う。

だから、いろいろな病気も経験した。
幼い頃と成人してから、2度も交通事故に遭っているし、小学生の頃から骨折も経験している。
骨のことで言うなら、40歳の時、人生2度めの尿管結石で苦しんだが、その後の検査で、骨粗鬆症と診断されている。
その歳で、ありえない。

でも、自分を生きていないというストレスは、こんなにも凄まじいのだ。
54歳でパワハラに遭った時には、歯茎が腫れてどうにもならず、奥歯や犬歯を抜歯てしまったこともある。

「いい子」すなわち、親、ひいてはまわり、社会の目を気にして「自分を殺す」行為を続けると、それは無自覚ながら自分の心身を蝕み、ボロボロになるのだ。

最近は、そこまで行かずに、切れて、爆発する人も少なくないのかもしれない。でも、爆発したら、いろいろよろしくない。

あなたがもし、いま、なにかおかしい、そんな違和感を感じているなら、どうか自分と向き合ってほしい。
あなたの本音が言葉にできたら、
あなたの抱える問題が言葉にできたなら、
その解決に向けて、歩み出せるきっかけとなるだろう。

「サッ!とメントレ塾」は、きっとそんなあなたの助けとなるだろう。


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