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いまここを生きる

時間は、過去から、いまを経て未来に至る。
本当にそうでしょうか?

過去の話、記憶の話をしました。

いまを基点に過去を眺めてみると、その過去はあまりにあいまいで、
どうにでも書き換えられるとお話しました。
そんないまの延長線上に、果たして未来はあるのでしょうか?

やっぱり違うと私は思うんです。

未来は、自分が想像(イメージ)したとおりになる。
過去も未来も、自分の認知次第ということではないのでしょうか。

過去に縛られ、未来に不安をいだき、一歩踏み出すことを躊躇する。
それが、すごく馬鹿げているといま思えるんです。

未来は自分の思い描いたとおりになる。
その未来の自分になるために、いまできることはなにか?
できそうなことを行動として、いまアウトプットする。
それが「いまここ」を、精一杯生きることであり、
望む未来につながるのです。

未来を想像する上で、さらなる工夫を1つ。
「○○な自分になりたい」という願望(ニード)。
SAT行動目標化支援では、これをもとにコーチングして行動目標にします。

しかし、これでは弱いのではないかと、最近思うんです。

「○○な自分になりたい」自分というのは、「いま」の自分。
すでにその自分の姿は、「いまここ」にあるんです。
なので、「○○な自分」を先にイメージし、その顔を焼き付けた上で、
その顔の自分になるには、いまなにができるか、
ギャップを認知した上で始めた方が、より効果はあるのではないでしょうか。

あなたは5年後、10年後、どんな顔をしていますか?



今日ご紹介したのは、2012年3月1日、時間旅行をしていた頃の私が書いたブログ記事です。

いま思えば、コーチングそのものですね。
人の記憶なんて、本当にあてにならない。
…というか、無自覚ながら自分の都合のいいように書き換えてしまうものなんです。現実に起こったことでも、想像したことでも、記憶の中では大差ないんですよ。だったらそれを、自分が生きやすいように使ったらいい。

私はいまサッ!とメントレ塾で、そんなお手伝いをいまさせていただいています。


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