春が近づいてきましたね。

暖かくなってきましたね！

ビールが飲みたい季節になってきましたよね！！

というわけで先日、滋賀県多賀町にある「キリンビール滋賀工場」に行って絶品の一番搾りを味わってきましたので、その模様をお届けします！

滋賀にある「一番搾り」の工場

キリンビール滋賀工場は有料（一人500円）で工場見学を受け付けており、予約はインターネットから行えます。

今回もうしこんだのは「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」

キリンビールの歴史やビールの製造工程を工場見学を通じて学びつつ、最後には一番搾りなどのテイスティングも行えます！

敷地内に入るとまずはゲストハウスで受付を済ませます。
館内にはキリンの主力商品がずらり。

うう、おいしそう……
もはやこのまま試飲に直行させてもらえないでしょうか。

なんて本音と葛藤しているうちにツアーが始まっちゃいました。
バスに乗って工場棟へと入っていきます。

おいしいの秘密を探るツアー

建物に入ると、むわっと甘い湿り気のある香りが鼻をつきました。
ビールの原料となる麦芽や麦汁の香りだそうで、商品や発酵具合によって香りも微妙に異なるのだとか。

ビデオでキリンビールの歴史を学んだ後は、ビールの原料について学びます。

ビールに欠かせない麦芽はそのまま食べられるということで、試しにパクリ。

ナッツ系の味わいで、ビールの原料なのにビールのおつまみにもなるおいしさ。売店で売っていたら間違いなく買っていました。

そして香りづけに欠かせないのがホップ。
「割ってみるとさらに香りを感じますよ」ということでサンプルを掴んで、くしゃりと割ります。

途端にツンときつつも香ばしい匂いが。
「あ、これビールの匂いだ」となんとなくわかりました。

続いて案内されたのは、ビールの素となる麦汁のろ過槽や煮沸槽を一望できる見学スペース。

ちなみにこの麦汁をろ過し、最初に流れ出る「一番搾り麦汁」のみを使ったのが主力ビールである「一番搾り」です。

そのビールになる前の麦汁を試飲させてもらえることに。

面白い演出とともに現れた麦汁たち。

どれどれ、お味はどんなものかなみたらしだこれ。
みたらしのタレの味わいです。

タレの代わりに麦汁に漬けてみたらし団子として提供しても、結構な人を自信を持って騙せそうなほど甘い味わい。

アルコールと炭酸ガスを生み出す酵母はこの麦汁をエサにしているとのことですが、そらビール飲み続けてたら太るに決まってるわ。
おいしすぎて余ってた麦汁もいただきましたわ。

ちなみに工場からはビールを貯蔵する巨大タンクも見えました。
高さは約18ｍで直径は7ｍほど。
タンク一本で、一人が一日一本缶ビールを飲んでも3000年はかかるというくらいのビールを貯蔵しているのだそう。

プロが注ぐビールをいざ試飲！

工場見学が終わると、いよいよ試飲タイムです！

「ブルワリードラフトマスター」という社内資格を持った、いわゆる「ビールをおいしくいれるプロ」の方々の手によって、グラスに「一番搾り」を注いでもらいます。なんという贅沢！

さぁ、カンパイです！

ぷっはあああああああ！！！！

一週間ぶりに飲む酒は最高だぜぇえええええ！！！！！！

雑味が一切なくすっきりとしたのどごしと味わい。
一番搾りの極みのような一杯です！

そして一番搾りを一杯味わった後は、
「一番搾り」「一番搾りプレミアム」「一番搾り黒生」の飲み比べも。
普段あまり味わう機会のないお酒も楽しめるなんて、素敵すぎる！

自宅で実践！おいしいビールの注ぎ方

そして試飲の間、スタッフさんによる「自宅でできるおいしいビールの注ぎ方」講座も行われていました。

意外にもそのやり方とは、まず最初に勢いよく注いで泡の層をあえて作るとのこと。こうすることでビールが空気に触れて酸化を防ぐのだそうです。

そして泡が落ち着いた頃に残りをゆっくり注ぎ、ビールと泡が「7：3」になったところでストップ。あとは味わうだけです。

滋賀が生んだ、一番の味わい

キリンビール工場をなぜ滋賀に作ったのかとスタッフさんに尋ねると、

「琵琶湖があるからです。琵琶湖北部の深層水がビール作りに欠かせないんです」とのこと。

おお……、ビール造りは土地選びから始まっていたんですね……

お土産にもらったのがこちらのコースター。

家に帰って早速使ってみましたが、頑丈で長持ちしそうです！

ちなみにいつもはお土産にご当地マグネットを買うのですが、ツアー後に売店でそのことを尋ねると「王冠型のものがあったのですが、大人気で完売しました～！」とのこと。

マグネット人気が結構あるようで嬉しいような悲しいような……

それにしても、噂に聞いていたキリンビール滋賀工場がこんなに良スポットだったなんて。

特に「ブルワリードラフトマスター」が入れた一杯は自宅では絶対に再現できないので、またその一番の味わいを楽しみに、訪れてみたいです！

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